MOZUとSHAKAの違いとは?
よくお問い合わせでいただく質問に「MOZU(brMOZU)とSHAKA(Ashi MOZU)、どちらが良いの?」という物があります。共に24インチホイールと26インチホイール対応の設定があり、ストリート向けMTBフレームということで、一見分かりづらいのかも知れません。
※以前は「MOZUとDOPEの違いを教えて」という質問が多かった
なので、今回はMOZUとSHAKAを分かりやすく紹介させていただきます。
■MOZU(brMOZU)フレーム
国産フレーム初のリジッドフォーク対応をうたって登場したMTBストリートフレームです。時代の流れを先取りしつつ、細かくジオメトリを変更し今に至ります。
サスフォークも80mmなどショートストローク化すると、トリックがしやすいベストなポジションで乗ることができます。
■SHAKA(Ashi MOZU)フレーム
TUBAGRAライダー アシ君のシグネチャーモデルで、最新のMTBストリートフレームのトレンドを採用しつつ、日本人の体格に最適なジオメトリを採用しています。
1stロットはサスフォークのインストールを想定したジオメトリでしたが、2ndロット以降はリジッドフォークでもトリックのしやすいジオメトリに変更してあります。
MOZUとSHAKAの基本ジオメトリの違いは以下の通りとなります。
MOZU(brMOZU) | SHAKA(Ashi MOZU) | |
---|---|---|
重量 | 2.3kg | 2.3kg |
ヘッドアングル | 71度 肩下420mmリジッドフォークインストール時、サスフォークを入れるともっと寝ます |
73度 60mmストロークサスフォークインストール時、短いリジッドフォークを入れるともっと立ちます |
シートアングル | 75度 | 75度 |
BBハイト | 5mm上がり 肩下420mmリジッドフォークインストール時、サスフォークを入れるともっと上がります |
15mm上がり 60mmストロークサスフォークインストール時、短いリジッドフォークを入れると少し下がります |
フロントセンター | 630mm 肩下420mmリジッドフォークインストール時、サスフォークを入れるともっと延びます |
630mm 60mmストロークサスフォークインストール時、短いリジッドフォークを入れると少し詰まります |
リアセンター | 26インチホイール専用仕様の場合最短355mm 24インチホイール専用仕様の場合最短335mm |
26インチホイール専用仕様の場合最短355mm 24インチホイール専用仕様の場合最短335mm |
対応リアハブ規格 | MTBハブ/BMXハブ | BMXハブ |
BB規格 | ユーロ/スパニッシュ | スパニッシュ |
ということで、MOZUとSHAKAの違いですが、大雑把に言うと
・MOZU
ヘッドアングルやBBハイトなど、MTBらしい乗り味を多分に含んでいるため(とはいえ、一般的なMTBと比較すると相当ヘッドは立っているしBBは高い)今までMTBに乗り慣れたライダーにはすぐ馴染むことができます。ストリートからパークライド、ダートジャンプまで幅広く楽しむことができます。
・SHAKA
ヘッドアングルは立ち、BBも高く、MTBとしては相当クイックな挙動を有すため、MOZUに長く乗っているライダーや、BMX経験者はすぐ馴染むことができます。どちらかと言うとストリートやパークライド向けのフレームです。
両者とも、とにかくフロントアップが軽くバニーホップしやすい、回転系トリックがしやすいことは共通しています。
今日も風邪が治っていなく、朝起きて体調劣悪でしたが、惰性で朝練バニーホップバースピンをしてきました。っても、出社時間が迫っていたため10分しか乗れないし、ここんところ調子悪かったしで、適当な気持ちで臨んだのですが…
何故かバニーホップバースピンの調子が良く、バンバン決めることができました。(相変わらず間違ったフォームですが)
ホントにこのトリックは良く分かりませんね。何はともあれメイクできて嬉しかったことには違いはないのですが。