梅雨でもMont-bell レインダンサージャケットを着てMTBに乗りまくる
昨日ニュースで関東も梅雨入りをしたことを知りました。しばらくは雨が頻繁に降るので、朝活フィッシングや朝練MTBストリートができなくなる恐れが…!
なんてことを阻止するために、雨でもMTBに乗れるようにレインジャケットを買うことに決めました。
早速、昨夜の会社帰り、Mont-bell恵比寿店にレインジャケットを求めて立ち寄り、Mont-bellレインダンサージャケットを購入。
写真はターコイズブルーですが、自分が購入したのはウイローグリーンです。ブルーだと自分が被っているヘルメットの色と同じになってしまいますし。サイズはSサイズ。購入の際に店員さんが自分の用途に合った物を教えてくれてとても助かりましたね。
そして今朝、いつも通り5時に起きて外を見ると雨ザーザーの土砂降りです。普通なら再びベッドに戻るところですが、こんな天気こそ昨日購入したMont-bellレインダンサージャケットの実力を試すチャンス!ということで、嬉々として雨が激しく降る中に飛び出しました。
日本野鳥の会 バードウォッチング長靴(過去の記事)を履いていて足元の対策は完璧です。
ちなみにボトムは普通のジーンズだったので(今回レインパンツは買えなかった)、家を出て3分で浸水してデニムが肌にまとわりつき、パンツまで水が染みこんでくる始末。不快感が凄いですが、今回この部分は仕方がないので無視して行くことにします。近日中に絶対にレインパンツも買う!
分かっちゃいますが、Mont-bellレインダンサージャケットを着ると、雨の中走ることが全然苦痛じゃないのが凄いです。(下半身のジーンズの不快感は完全無視)
フードは大き目でヘルメットを被っていてもそれごと覆うことができるので、頭〜髪の毛も濡れることがありません。ヘルメットのバイザーもあるので、ちょっとスピードを出しても雨が目にかかることもありませんでした。
さらにこのジャケットの威力を把握するため、近所の多摩川河原にYAMADORI 1st 26で走って行きました。
川を覗いて見ると、昨夜からの雨ですでに濁流化しており釣りは諦めます。
まずはジャケットを着た姿を撮影しようと、ストロボを設置してカメラを三脚に取り付けたら… 何とSDカードが入っていないことに気が付きました。
なんてこったー!!(泣)
泣く泣くすべての機材をバッグに戻してSDカードを取りに家に戻り(この段階で心が折れかけた)、再び河原に向かい撮影開始。河原が家のすぐ近くで良かったです。
胸元からお腹にかけてゴワゴワしているのは、ジャケットの中にberuf baggageのショルダーバッグ、stroll bodypackが入っているからです。
何故そのようなことをしているか?
普通にバックパックにカメラやストロボ類を入れて雨の日にMTBに乗ると、激しく降り続く雨とリアタイヤの水跳ねのダブルパンチで簡単にズブ濡れになってしまいます。そうならないための方法を考えた結果、ジャケットの中にberuf baggage stroll bodypackを巻きつけ、その中に撮影機材を入れれば、移動中に濡れることは一切無いと判断したのです。
結果、それは大成功。
ショルダーバッグには一眼デジ、ストロボ2灯、自撮りリモート機器、ストロボシンクロ機器、ミニ三脚が入ってパンパンでしたが、Sサイズのジャケットの中にギリギリ収まり、フィールドまでの道のりで撮影機材は一切濡れることはありませんでした。あと、このショルダーバッグは簡単にはズレないので、バニーホップなど激しい動きをしても大丈夫です。
今後、雨の日に釣りに行く際もこうしよう。
ただ止まっているシーンを撮ってもつまらないので、雨の中でのアクションライディングシーンも撮ることに。
水たまりがほとんど池みたいに拡がっている路面をモリモリ加速してバニーホップで飛びます。こんな雨でも太いブロックタイヤは滑ることなくグリップし、晴れている日と大して変わらずに遊べるところにMTBの懐の深さを感じました。
日本野鳥の会 バードウォッチング長靴でもプラペダルとの愛称はそれほど悪くなく、特にソールが滑ることなくバニーホップをすることができました。
今回は撮影にストロボ2灯を使っています。
結構強い雨の中でストロボ2機を設置すると水没で壊れる危険性がありますが…
このようにビニール袋に入れて使えばストロボ自体は濡れず、光も薄いビニールなら問題なく透過するので、水没の心配も無く使うことができました。
三脚に設置した一眼デジは、折り畳み傘をかけて濡れを防ぎました。とはいえ、時折吹く強い風で傘を飛ばされ、その勢いでカメラも水たまりに倒れた時は生きた心地がしませんでしたが…
そんなこんなで、かれこれ45分くらい雨の中で乗り続けましたけど、ジャケットの中はまったく濡れないので、後半は雨の中にいるという感覚が失われました。(この頃になると濡れた下半身への意識は完全に途絶えている)
自分はもう楽しくなっちゃって、誰もいない河原の公園の水たまりをひたすら水柱を上げて飛び走っていましたね。
顔が完全に笑っています(笑)
この時の感情を分かりやすく例えるなら「水たまりを前に小さい子供が初めて長靴を履いた時の無敵な感じ」が近いでしょうか?
そろそろ帰るか、と傘をかけている一眼デジを見ると… あまりの濡れっぷりに楽しかった気持も吹っ飛びました。さすがにこの濡れ具合はヤバイ!ほとんど水に浸したみたいになっている!!
急いで家に戻ってカメラやストロボ類を拭き乾かしたところ、カメラは問題なく動いていましたが…!
ハッキリ言って、レインジャケットを着ての土砂降りの中でのMTBライディングはメチャ楽しいです。あの無敵感・いけないことをしている?ような開放感がたまりません!
一方、土砂降りの中での撮影(さらに手間のかかる自分撮り)はストレスが多くて最悪です。高価な機材を一気に壊すリスクもあるし。もうやらないぞ。
そうそう。家に戻ってジャケットを脱ぐと、中に着ていた服はまったく濡れていませんでした。外からの浸水を防ぐことはレインジャケットなので想像していましたが、中からの濡れ、つまりたっぷり汗をかいたハズなのに、その濡れもそれほど無かったことに驚きました。GORE-TEXの素材がちゃんと外に汗を逃してくれていたのかな?とにかく機能が凄くて感動してしまいました。良いレインジャケットを買って良かったと心の底から思いましたね。
ただし、ジーンズの方はパンツまでズブ濡れだったのは言うまでもありません。近日中にレインパンツも良いヤツを買おう。そうしたら本当に最強だ。