ちょっと仙台に行ってきました 3/3
仙台に行った一番の目的は、TUBAGRAライダーKai君にcroMOZU275を渡すことでした。
そもそも、Kai君は仙台近郊に無数にあると言われているトレイルを走る機会が増えそう(ゆくゆくはMTBのガイドをするそうです)→一般的なMTBで走ってみるも彼の愛車であるSHAKA26と著しく乗り味が異なり本来のライディングをすることができなくて困っている、という話を聞いて、
ならば同じ基本設計のcroMOZU275ならそれが可能なのでは?
ということで、croMOZU275をKai君に乗ってもらう方向となったのです。ちょうど自分もcroMOZU275の最新版を作るに当たり、ホイールなど142mmから148mmのブースト化を行うためゼロから組み直しとなり、今乗っているcroMOZU275を手放すことになっていたので。
早速、Kai君に乗ってもらったところ…
ほんの高さ10cm弱の切り株にファイアークラッカー(意図的に前後輪を障害物に当ててその反発を利用して軽い力で高くバニーホップするテクニック)して凄まじい高さを飛んでしまいました。
ファイアークラッカーの動きは下の動画を見ると良く分かります。
山形のMTBストリートライダーのシゲさんと、仙台ローカルBMXライダーのフクさんは、croMOZU275に乗ってのファイアークラッカーにほぼ初トライでしたが、ストリートテクニックに通じていることですぐにモノにしていました。
「初めて乗ってすぐのバイクで試すトリックじゃないだろー」とツッコミたくなるアブバカもメイク。とても珍しい、ブレーキを使うトリックを決めるKai君です。
とはいえ、今回一番croMOZU275にハマっていたのはBMXライダーのフクさんでした。初見でいきなりバニーホップ180をメイクし、そこから自身のBMXよりもcroMOZU275の方に乗っていたほど。
公園の地形を活用したジャンプからテーブルトップ(インバート)を決めるフクさん。
かなり高く深く入れていました。27.5MTBでここまで入れるのやっている人あまりいないし、大きくて迫力があって本当に格好良い。
フクさんのナックナック。片足を後ろに蹴り出し、バイクを前に押し出すワンフットの発展トリックです。ここまで大きく身体が開くと大迫力ですね。
バイクをKai君に戻してダイナミックなキャンキャンを。
場所を移動しウォールライドをするKai君。
かなり高いところを走っていて「怖くないの?」と聞いたら「croMOZU275だと恐怖心が無くできます」とのこと。
再びフクさんがcroMOZU275に乗ります。頂点でホップしノーズダイブするカタチが格好良い!
一通り乗った後は、仙台のMTBプロショップ「DIMENSION」にお邪魔しました。
お店にお邪魔したのは5〜6年ぶり?店長の樋口さんから仙台のMTBシーンなどをうかがいました。
そんなことで、今後はコアなストリートライディング以外のKai君のライディングが見られるのを楽しみにしています!彼のことだから、トレイルでも想像できないような凄いライディングをしてくれるんだろうな。