サタジュク塾長 佐多さんのcroMOZU275が完成しました
埼玉県ふじみ野市にあるバイクショップ「スポーツバイクファクトリーふじみ野スズキ」で毎週金曜夜に開催されているMTBストリート練習会「サタジュク(Facebook)」の塾長である佐多さんが里山アクションフレームのcroMOZU275を購入〜組み上げてくれたので、その撮影に行ってきました。
佐多さんのcroMOZU275のパーツ構成を以下に紹介します。
フレーム:croMOZU275 5th
Fサス:DVO BERYL+DIAMOND 275boost 120mmショートストロークカスタム
ヘッド:テクノグライド TGZS225X
ステム:MSC 31.8mm 突き出し35mm
ハンドルバー:SPECIALIZED(P.3)ライズ38mm 幅720mmにカット
グリップ:SPECIALIZED XCロックオングリップ
ブレーキコンポ:SHIMANO BR-MT520 BL-MT501
ローター:SHIMANO 8インチセンターロック前後
シフトレバー:SHIMANO ZEE
カセットスプロケット:SHIMANO CS-HG500-10 11-42T
サドル:SPECIALIZED SÖDER SADDLE
シートポスト:GIANTドロッパーポスト 100mm
シートクランプ:プロダクションプリヴィー 34.9mm
クランク:SHIMANO ZEE 170mm BLACK
BB:SHIMANO ZEE付属
チェーンリング:RACEFACE 30T
ペダル:SHIMANO XT(ラージ)
タイヤ:SPECIALIZED BUTCHER F/R 27.5×2.3
ホイール:DT M1900スプライン35ブースト
リアシャフト:SHIMANO SM-AX78-B 12mm×148mm
総重量:13.80kg
特徴的な部分をクローズアップして紹介します。
アウターレッグのカラーがとても渋いフロントフォークはDVOのBERYLの中身にDIAMONDのアウターを使い、120mmにショートストロークカスタムを施してあります。
フロントのブレーキケーブルをステム後ろ側から回してたり、他も長めに見えるのは、右にハンドルが1回転(バースピン)できるようにするため。
DVOの付属フェンダーはフットジャムテイルウィップなどで足を置きやすいように短くカットされています。これで泥跳ねは防げるのか、実際に使ってみて検証されるとか。
ダウンチューブ上面にはオプションのケーブルガイドが3カ所に。ダウンチューブ上側にまとめた理由は、まずトップチューブにケーブル類を付けると登りや担ぎなどで掴む際に邪魔になる、ダウンチューブ下部は飛び石や汚れにさらされる場所でしっかりガードを貼りたかったため。
ボトルケージ台座は無し。飲み物はバックパック内に入れたり、FULLCLIP製のドリンクホルダー BOTTLE BANDAGE に装着します。
影山輪業の店長安田さんのcroMOZU275紹介でも登場したFULLCLIPのBOTTLE BANDAGE 。これ、今後流行るんじゃないでしょうか?自分もちょっとFUKUROUに付けたくなってきていますし。
チェーンリングには佐多さんのスタンダードポジションの時に下部を障害物から防御するためのバッシュガードが。
ダウンチューブ下側にはチェーンステープロテクターにもなる丈夫さのIMPAKT BIKEFRAME PROTECTIONを装着し、トレイルならではの飛び石から防御します。また、撮影時によく写る面なのでTUBAGRAロゴをガード下に貼っているのもポイント。
チェーンステープロテクターは2019モデルのSPECIALIZEDのバイクに採用され始めたチェーンの暴れを抑える最新形状の物を加工して装着。
この3つの突起がチェーンの暴れを効果的に抑制するのだそうです。
スプロケのトップから2段目(トップだとフレームとの間に落ちるのと、なるだけ小さいスプロケの付近じゃないと今度はそこから上がりにくいため)の歯を削り、そこに入れておくとジャックナイフや180からのフェイキー時に足を逆回ししなくても済むフリーコースターハブのようにしてあります。
どう遊びに繋がるかは未知数ですが…
なかなか面白く発展して行きそうな予感がしますね。
他には、シマノのブレーキは4ピストンでも安価なモデル SHIMANO BR-MT520、BL-MT501をテストで使用しています。
ペダルは本来足のサイズ=シューズのサイズが大きい人向けのXT・ラージサイズを装着。斜め刺し時などに自由に踏めるようになるかテストするそうです。
最後に、タイヤはいつもMSCタイヤをダウンヒル・トレイルでは使用してますが、今回はSPECIALIZEDをテスト。
とまぁ、このようなカタチでストリートトライアルとトレイルライドを1台で表現出来るバイクが、新しいライディングスタイルを生み出せる可能性、を目指したバイクとなっています。
撮影の最後に佐多さんにcroMOZU275に乗っていただき、小さな携帯ジャンプランプを飛んでいただきました。
今回のチャレンジがほぼシェイクダウンだったので、今後は慣れてもっと高いエアーを繰り出してくれるでしょう!
佐多さん、本日はお忙しいところご対応いただき誠にありがとうございました!また一緒にトレイルを飛び走りましょう!