ナイトライド初体験
埼玉県ふじみ野市のスポーツバイクショップ「スポーツバイクファクトリーふじみ野スズキ」で毎週金曜日夜に開催されるMTBストリートの練習会「サタジュク(Facebook)」の塾長 佐多さんのお誘いで、トレイルでのナイトライドを体験することになりました。
トレイルでのナイトライドをするに当たり、まず用意したのはヘルメットに装着するライト、CAT EYE VOLT400。街灯がある都心の道路では十分な程の光量があります。
とはいえ、佐多さん曰く、「この1灯だけでは漆黒の闇である夜のトレイルでは心もとないです」ということで…
バイクのハンドル部分にメインのライトとサブのライトを装着!今回この2つは佐多さんから貸していただきました。
大きな方のライトは光量が1,200ルーメンはあるCAT EYE VOLT1200で、前方を煌々と照らすメインライトとなります。都心の夜の道路で使ったら対向する人の目がくらむ程の凄まじい明るさ。
小さい方はCAT EYE VOLT800。前方下部のフロントタイヤより少し前辺りをメインに照らすサブライトです。これによりバイクが進む方向直前の路面状況が良く分かり、急に出現する障害物やドロップを対処することが可能に。
※ここまで入念な「保険」を設けることで、リスクが伴うトレイルのナイトライドの危険度を可能な限り低減させているのですね。
2灯ともハンドル固定ユニットがしっかりしており、悪路を走破する際の振動でも簡単に動かず、さらに左右の微妙な調整が可能(これ結構大事)!そしてその固定ユニットは別体で破損したとしても替えの部品を購入することができます。
この2灯を揃えるにはちょっとお金がかかりますが、この価格の半値以下のノンブランドライトには無い細かな配慮がなされているので、「万が一のことがあったら命に関わる」トレイルのナイトライドには欠かせないので、自分も同じレベルの物を購入しよう決意。
ハイ、そんなことでナイトトレイルライドに初挑戦です!
と言いたいのですが、この日は日中までまとまった雨が降っていて、トレイル内の路面は間違いなくウェット。
濡れたトレイル走行はタイヤで路面を削ってしまう、轍を作ってしまうなどの問題があるので断念し、代わりに多少似たシチュエーションがある埼玉奥地の運動公園にある斜面をライディングすることになりました。
佐多さんのナイトライディング。しっかり倒木や岩でのファイアークラッカーも決めています。
驚いた事に3灯のライトを装着したことで、視覚情報は日中のトレイルとさほど変わりません!ただし、あたりを見渡して見るとライトの光が当たらないところは漆黒の闇。この非日常感がたまらなかったり!
自分のナイトライディング。失敗したのがクリアーなアイウェアを持ってこなかったこと。光に寄ってくる小虫や蜘蛛の巣が顔にバンバン当たり、何度か目を開けられなくなりました。次回は絶対に持参しよう。
あと、怖かったことと言えば、上のライディング写真の撮影でバイクを降りてストロボなどのセッティングをしている最中に、ライトに大きな蛾が何匹も集まってきたことでしょうか。
自分はゴキブリなど大抵の虫は大丈夫なのですが、実は大きな蛾が大の苦手で、身体中にまとわりつかれた時は平常心ではいられなかったですね(汗)
運動公園の短いルートを走っただけで物足りない感は多少ありましたが、大怪我することなく無事にクルマまで戻ってくることができて一安心。途中、タヌキなどの野生動物を目にすることがあり、そういった部分でも異次元感があり楽しかったです。
安堵の中でお互いの愛車croMOZU275を前に記念撮影。
そんな訳で、梅雨の時期なので仕方がないのですが、ナイトトレイルライドの予行練習的な体験となった今回。
それでも得られる物はとても大きかったので、まずはメインとサブライトの購入から対策をしっかり行って、次の本格的なナイトトレイルライディングに臨みたいと思います。
貴重な体験をさせてくれた佐多さん、本当にありがとうございました!
この土日は完全に梅雨の雨空でMTBライディングは封印となりました。講師をする予定のフォレストバイクでのジャンプ講習会も流れてしまったし…。
さらに奥さんと息子が奥さんの実家がある北九州に帰省していたため尚更やることがなく、とにかく近所の多摩川で釣りばかりしていましたね。
小雨の早朝と夕方はcroMOZU275で出動です。ルアーロッドは異なるルアーを付けた2本を持参し、いかなる状況にもすぐに対応できるようにします。
そして丸々太ったスモールマウスバスを足下のテトラから。
急な流れの縁からちょい大きめのシーバス(スズキ)をメタルバイブレーションの早巻きで。
ナマズ60cmもゆるい流れの浅瀬からメタルバイブレーションで。
とまぁ、このような感じで雨の土日でも多摩川フィッシュイーター御三家をたっぷり堪能できちゃったのでした。
ありがたいことに毎朝懲りずに釣りをしていることで技術が特化し、だいたい1日に1匹は写真のような大物が釣れるように。家からMTBで数分でアクセスできるスポットで、毎日こんな体験ができて本当に嬉しいですね。
※知り合い曰く、普通はこんなにポンポン釣れないとのことです