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BMXフラットランド用のショートステムを付けてみた

2012年3月8日

先日、プラネットパークに一緒に行ったMASSANより、「BMXフラットランド用のショートステム(付き出し30mm未満)がなかなか調子イイっすよ」と教えてもらい、その際、付き出し28mmのショートステム(ブランド名不明)を貸してもらったので、早速自分のMOZUバイクに付けてみました。

BMXフラットランド用のショートステムを付けたMOZUバイク

そして今朝、早速乗ってみた訳ですが…!

まず、MTBでは一般的な付き出し50mmのステムが付いた状態でも、MOZUシリーズは抜群にフロントアップ縲怎oニーホップ系のトリックがやり易いです。26インチホイール対応が355mm24インチホイール対応が335mmという、MTBフレームとしては他に類を見ない超ショートリアセンターがそれを実現している訳ですが、その結果、力があまりなく身長の低い女性(例:ウチの奥さん)や小学生でもすぐにバニーホップができちゃうほど。

そんな状態でもこのレベルのフロントアップの軽さで、現状維持でも何の不満も無かった訳ですけど、今回付けたステムはそれよりも20mm短い。つまり、ハンドル位置が単純に20mmも手元に近づいているのです。この効果はどれだけあるのか?

ひとまず乗ってみると、さすがに20mmもハンドルが近づいているので、最初は違和感があります。ハンドル位置が近い、というよりかは、高い!という感じでしょうか。

そして軽くフロントアップ…   !?

ん?

なんじゃこりゃ!!想像していたよりナチュラルにフロントアップが軽いぞ?

当初は、もっと凶暴な速さでフロントが上がってくると思っていました。つまりコントロールしづらい速さ=「ピーキー」ってことです。だけど実際はそうじゃなく、今までのフロントアップの感覚を、マイルドな状態で軽くした、という感じです。

すかさずバニーホップ一発。
フロントアップした瞬間、コンマ数秒、あまりにも気持ちよくフロントが上がってきたので、とっさの判断で刺しバニーしてしまいました。うわー、力いらねー(笑)

様子見のバニーホップで刺せるこの軽さ。この借りたステム自体は決して軽くないのに(300g以上あるらしい)それを全く感じさせない抜群の効果でした。

このフロントアップの軽さはバニーホップ180など回転系トリックで特に効果を発揮します。
フロントアップがとにかく軽く、軽いタメでも素早くフロントが上がってきてスムースに上半身を回せるので、楽にバニー180ができちゃう。なんて表現したら良いんだろう… とにかくバニー180の敷居がメチャ低くなります。

あと、マニュアルに関しても、フロントアップの軽さがナチュラルなのでピーキーさは感じず、コントロール性も特に違和感はありませんでした。っても、自分はマニュアルはあまり上手ではないので、それほど詳細なことは言えませんが。

最後にビックリしたのがX-UPの入れやすさ。深いX-UPをこれまた軽く入れることができます。ステムが短いとこんなにX-UPが楽なのか…。これは早くダートジャンプで試してみたい!
また、これ程軽く回るのだから、滞空時間が短いバニーホップのエアーでも深いX-UPを入れられるようになるかも?

 

以上のことから、フロントアップがやりづらいフレーム、バイクの方、もしくはさらにフロントアップを軽くしたいライダーに、BMXフラットランド用のステムの導入というのは、面白い結果をもたらすのかも知れません。

 

ただ、この感想はMOZUの場合ですので、他のフレーム、バイクで同じような結果となるかは分かりません。(さらに言うと、同じMOZUでもパーツ構成によって感覚が変わる可能性もありますし)

BMXフラットランド用のショートステムを付けたMOZUバイク
※乗り味的・ルックス的にもうちょいハンドルの位置を下げたい感じ

BMXフラットランド用のステムは最短で26mmもあるので、それを導入すると、単純に20mm以上ハンドルが手元に近づくことから、フレーム次第ではジオメトリが大きく崩れ、フロントアップがピーキーになり、逆にバイクコントロールがしづらくなる危険性もあります。

それと、BMX用のステムで使用できるMTBのハンドルバーはクランプ径が22.2mmのみ、となりますのでご注意を。自分が付けているのはBlkmrktのMOLY HATCHET BAR(2インチライズ)です。通称モリハチ(ソースは髭坊主さん)。

あと、フラットランド用ということから、ストリート用程の剛性が無い場合があり、軽量化に特化した極端な肉抜きが施されている物もあるので、そこは十分に気を付けた方が良さそうですね。

もっとも、MTBの方がBMXよりもサイズが大きい分、フレームやホイールなど(サスフォークでも)全体で衝撃を吸収してくれるので、もしかしたら極端な肉抜きのステムでも耐えられるかも知れないですが、それは色々と試してみないと分からないですねー(←これは試すフラグ?)

これはSaint MartinのX26 STEMです。

Saint Martin X26 STEM

付き出し26mmで、重量170gという軽さ。そしてこの肉抜きっぷり。これは、MTBでも使えるのかなー…

 

そういや、昨夜は3月11日(日)に桶川スポーツランドで行われるオートバイレース「ASIA CUP 2時間耐久レース」内で行うTUBAGRA MTBストリートショーの打ち合わせで、今話題のiPhoneアプリ(Android版もある)「LINE」を使って当日参加メンバー工藤君、アシ君、STEM*君とチャット会議をしました。(レオン君は都合で参加できず…)

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みんなで意見を出しあって、スムースに当日にやることを検討することができ、だいたいの流れはバッチリ決まったので良かったです。いやー、便利な世の中になったものですね!

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