パンプトラック専用MOZU「HiTaka proto」を一般販売
仙台在住のTUBAGRAライダーで、現在福島県にある国際基準のパンプトラックコース「しんちパンプトラック」の管理人であるKai君がジオメトリを考案、それを岡安製作所の岡安さんがカタチにし、そしてKai君自身がライディングテストを繰り返し、ブラッシュアップしている全く新しいTUBAGRAオリジナルフレームをこの度一般販売することになりました。
開発ネームpMOZU、そしてKai君が命名した正式名称は「HiTaka(ハイタカ)」となりました。
このフレームのコンセプトは以下の通りです。
パンプトラック・バイクパーク・ジャンプトレイル等の幅広いフィールドでMTBを楽しむ為に2020年代最新のジオメトリーを模索して開発された、フリースタイル用マウンテンバイクフレーム。
今回販売するのは2ndテスト(Mk2)をベースに一般販売用まとめたプロトタイプとなります。
このフレームのシェイクダウン映像をご覧ください。
mk2シェイクダウン。浅いパンピングでもバイクの加速に身体が追いつかないくらいスピードが出る。より高速域に順応した目と身体を作らなきゃ。 pic.twitter.com/wghR1Uylha
— Kai (@Kai_sedst) May 24, 2021
「浅いパンピングでもバイクの加速に身体が追いつかないくらいスピードが出る」
この映像とこの1文だけで、HiTaka protoの尋常ではない性能がお分かりいただけるかと思います。
各部詳細となります。
ヘッドチューブは上の画像のようにシェイプされたものとなり、ガゼットも従来の角パイプからより力を逃す形状に。
シートチューブはシムをかませて27.2mmのシートポスト対応となります。従来よりも30gの軽量化を実現。
チェーンステーのプレートはギリギリまで外側に取り付けられ、詰めた状態で26×2.3のサイドブロックが大きくないタイヤの装着を可能としています。
リアハブは26インチ用フレームでは一般的な135mm/10mmに対応しています。ディスクブレーキはインターナショナルスタンダード方式を採用。
HiTakaとakaMOZU(ShinMOZUも同じジオメトリ)の横からの画像を縮尺合わせて並べてみました。
形状やサイズ感がこんなに違います。
得意なフィールドもそれぞれ異なるので、それは近日中にしっかり紹介しますね。
【スペック】
素材:カイセイ製クロモリパイプ(MOZUシリーズ特注ダブルバテットチューブ使用)
重量:2.3kg
ヘッド:
・上側1-1/8″セミインテグーテッド ヘッド圧入直径44mm
・下側1.5″セミインテグーテッド ヘッド圧入直径44mm
BB:ユーロタイプ/シェル幅68mm
シートポスト:27.2mm
シートクランプ:31.8/32mm
ブレーキ:ディスクブレーキに対応
ヘッドアングル:69度(100mmストロークサスフォークインストール時)
シートアングル:74.5度
BBハイト:12.5mm下がり
フロントセンター:650.8mm(100mmストロークサスフォークインストール時)
リアセンター:26インチホイール仕様 最短370mm
リアハブ規格:MTB対応(135mm/10mm)
フレームカラー:ブラック、ホワイト、マットクリアー(特色+3,300円)
販売価格:¥110,000(税抜) ¥121,000(税込)
一般販売するとはいえ、即納可能な本数はマットクリアー1本のみ。
ご興味のある方はお問い合わせよりご連絡ください。近日中にオンラインストアにも掲載しますが、確実に確保したいのであればお問い合わせが一番かも知れません。