フォレストバイク風神トレイル・雷神トレイルを改めて紹介
息子と病み上がりからのリハビリMTBパークライド第二弾はフォレストバイクで。今回は山の神エリアにある風神トレイルと雷神トレイルをメインに呼吸が辛くならない程度に午前中だけ楽しんできました。
せっかくなので、今回はそんな風神・雷神トレイルを改めて簡単に紹介します。まずは風神トレイルを。
風神トレイル
風神トレイルは2022年12月にオープンしました。スムースな路面のバームが左右にうねるように走る、いわゆるフロートレイルです。
設計施工はニュージーランド等で経験を積んだプロトレイルビルダーの浦島さん。国内では既に彼が手掛けたコースは数知れず、フォレストバイクの定番コース「ウラシマトレイル」は彼の名前が冠されています。
下り基調で左右に振られ、ジェットコースター感覚がたっぷり味わえます。
下り続けるだけでなく、僅かに登る起伏もいくつか含まれていて、速度が過度に上がり過ぎません。そのため下りがそれ程得意じゃないライダーも安心して走れる作りです。
途中にあるジャンプはあえて斜めに切ってあり(飛ばずに通過ももちろん可能)、ひねりを入れて飛んでくれ!という施工主の声が聞こえてきますね。
そんな期待の声に応えようと私は思い切りリアを振るモトウィップをしてみると…
思っていた以上にリアが正面を向いてしまい、さらに着地をミスってリアタイヤが上の画像のように。クラッシュを覚悟しましたが、何故か転倒は免れて本当にラッキー。
着地で歪んだリアタイヤの側面はこんな感じ。本当に転倒しなかったのが信じられないです。そしてこんな着地しても少しも歪まなかったリアリム FORMOSA Alloy Rim 275は素直にスゴイ!
捻り系に恐怖を植え付けられてしまったので、無難にキャンキャンをサクッと決めて風神トレイルを最後まで飛び走りました。
そしてお次は雷神トレイルの紹介です。
雷神トレイル
風神トレイルと入り口は共通ですが、左側の「上級トレイル」のカード下をくぐるとそこから雷神トレイルがスタートします。雷神トレイルは2023年1月にオープンしました。
フロートレイル然とした風神トレイルとはうって変わり、こちらは海外で流行のジャンプトレイルをイメージしたということで、コースに入ってからバームをいくつか通過すると、すぐに連続ジャンプが現れます。
設計施工はカナダ等世界で活躍するプロライダーでトレイルビルダーの高橋 大喜さん。彼が手掛けた「ふじてん」はあまりにも有名ですね。
バームをいくつか超えてすぐに出現する2連ジャンプはバックサイドにしっかりフロントから着地していけば暴れることなくこなしていけます。
2連ジャンプのリップは浅いので、そこで深くトリックを入れていくのはちょっと厳しいでしょうか。
2連ジャンプ2個目のバックサイドは長い下り坂になっていて、その勢いを使って飛ぶステップアップジャンプが。着地してから間髪入れずにパンプとバームが出現するので、ここで少しでも着地が不安定になるようなトリックを入れると吹っ飛ぶ恐れがあり危険です。素直にノーマルジャンプで処理するのが良いでしょう。
ステップアップ後のバームは壁は高く深いので高速で曲がりやすいです。
バーム後はパンプやシングルジャンプがあり、その後はヒップ状に斜めに飛べるリップが。
そして雷神トレイルの目玉であるビッグテーブルが。リップは小と大の2種類があり、初めてトライする場合はまず小を飛んで距離感を掴んでください。大の方は気持ちいい浮遊感と長い滞空時間を味わえるので快楽度が高いです。
今回は雷神ビッグテーブルで篠山親子と遭遇。一緒にビッグテーブル攻めを楽しみました。
今回ビッグテーブル初トライとなるハルカ君。近ごろ大きなジャンプを攻め続けていることもあり、すぐに大ジャンプにも順応していました。
ビッグジャンプが得意なお父様は十八番のワンハンド・ワンフットもすぐメイク!上手いです。
そんなフォレストバイク神トレイルエリアの風神トレイル、雷神トレイル。フロートレイルが好きなら風神トレイルを、ジャンプをたっぷり堪能したければ雷神トレイルがオススメです。是非トライしてみてください!