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ニューバイクをお披露目。

2013年7月24日

皆さんこんばんは。STEM*です。

猛暑日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、前回の記事では現行のOpenerをベースにあれこれ手を加えた僕のシグネーチャーのとなるテストフレームをご紹介しましたが、今回ようやくバイクが組み上がったのでお披露目させていただきます。

フレームが出来上がってから組み上げるまで思いの外時間がかかってしまって本当に申し訳ないです。今回は各パーツ、特にトライアル専用パーツが取扱店で欠品となっている場合が多くてパーツの取り寄せにとても時間がかかってしまいました。そんな中、かれこれ5年近く応援してくださってる橋輪さんやjinkenさんのサポートのおかげで、なんとか完成させることができました。ありがとうございました。

このフレームで見た目に左右する?大きな変更点は、トップチューブを20mm詰めてフロントセンターが短くなったことなのですが、お分かりいただけるでしょうか。Openerと並べて比べると結構コンパクトになった感じがします。

また、トライアルバイクにリアペグを装着するために、Openerの135mmエンドを120mmFGFS固定ハブ対応エンドに変更したため、ハブを新調しました。

今回、台湾のBreakBrake17が展開するピストパーツブランドSPIKEのFGFSハブをチョイスしました。デザインとコストパフォーマンスの良さに惹かれて選んだわけですが、欲しいと思った時には日本ではどこを探しても既に完売になっていて手に入れるのに相当苦労しましたね…。

また、このハブは36Hリムのみの対応だったので、24インチ用のトライアルリムでは32Hしかないので36Hのリムを探すのにも一苦労。jinkenさんに相談したところJBPにBlack Sheepがあり、すぐにホイールも組んでいただけたので本当に助かりました。

ホイールを装着するとこんな感じになります。このハブはシールドベアリングを採用していて転がりも良く、14mmシャフトを止めるナットはスパナでもアーレンキーでも思いっきり絞めるころができるので、チェーン引きなしでもホイールがずれる心配はほぼありません。エンドプレートの設計時に狙った通りの位置にシャフトを収めることができてホッとしています。

タイヤは今まで長く使っていたTIOGAのFS100ではなく、橋輪さんで取り扱いのあるGEAXのTATOO(24×2.3)をチョイスしました。このタイヤは今回初めて履いてみたのですが、グリップが良く、軽量でかつ反発も良くておまけに安いという最高のタイヤです。こちらも昨年から欠品が続いていたのですが、ちょうど良いタイミングで手に入りました。インパクトのある渋いタイヤなのでとてもオススメです。26インチならホワイトカラーもありますね。

クランク、フリーギヤも共に新調しました。ブレーキは6年ぶりにVブレーキを使います。ギヤ比は1.5(18×12)というトライアルバイクでは割と重めの設定で試してみます。これは、今回リアセクションのチュービングを変更して軽量化したので、薄いパイプを使った場合、グラインドと通常よりも大きなトラクションをかけて乗ったらどうなるのかというテスト要素を含めてこのギヤ比にしてみました。

さて、実際に乗ったインプレッションですが、トップを20mm詰めた効果が絶大で、とにかく良く曲がるし回転しやすいコンパクトなバイクに仕上がっていました。かと言って僕のような小柄なライダー(身長167cm)なら、窮屈に感じることもなくトライアル的な動きが問題なくできるし、最近のトライアルバイクには絶対にない新たなコントロール領域(実は本来のMTBにはあったものかもしれないが)を体感できます。なかなか出だしが好調でかなり気に入っています。今後、色んな方に乗ってもらってフィードバックが欲しいですね。ジオメトリはもう少し乗り込んで最適値が出た段階で公開させてもらいます。

ざっくりとですが、ニューバイクのお披露目と手前味噌なインプレでした。

猛暑日が続いていますので、皆さんも自転車に乗られる際には熱中症等には十分気をつけてください。

それではまた。

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