FGFSのイベント 杜JAMを観戦しに仙台まで行ってきました
9月に山形県の寒河江スケートパークで開催するコンテスト、OYA-Z BMX JAMに参加するので、そのコソ練として東北は寒河江スケートパークに行こうとしていて、その流れで仙台で日曜日に開催されるFGFSのコンテストイベント、杜JAMを観戦しに行くつもりでした。ですが、ここ数日公私ともにドタバタしていて、すっかりその事を忘れていました。
そして先週金曜日に「やべ!杜JAMは2日後だ!」と気づき、「それじゃあ明日(土曜)から山形県の寒河江スケートパークに行こうかな…」と思ったものの、すでに土曜日は予定がたくさん入っていて駄目。なので、日曜日の1日だけで仙台に行って帰ってくる弾丸ツアーで、今回杜JAMを観戦することにしたのでした。
というか、仙台のMTBストリートライダーであるkai君に行くことを約束していなかったら、たぶん今回は行くの諦めていたんじゃないでしょうか。
日曜の深夜、1人でクルマを運転して仙台に向います。運転を替わってくれる人がいないため、眠たくなったら高速道路のSA(サービスエリア)で仮眠を取り、を繰り返し、6時間ちょっとで仙台に到着しました。
今回の杜JAMは、大きな倉庫?イベントスペース?の中で開催されました。この日はまともに雨が降っていたので、まさにこの屋根のある環境のメリットが十二分に活かされましたね。数々のイベントやコンテストを開催したことがある身としては、屋根があると天気の心配をしなくても良い分、かなり精神的に楽になります。純粋に羨ましい…
路面は結構ツルツルで、滑らないようにフロア中央にコンパネがおよそ50枚敷き詰められ、その上にセクションが設置されています。中央のランプ、かなり大きくて驚きました。これらを前日に用意した仙台ローカルライダー達(FGFSだけに限らずMTBもBMXも)の一体感と熱さに感動します。
いよいよ杜JAMがスタート!バナーのスポンサーの数が、このイベントの期待値の高さを表しているようですね。
今回のJAMに全国から集まったFGFSライダー達。みんな飛行機などで頑張って来ています。かなりの人数で、正直すごく羨ましかったです。
JAMスタートのかけ声は、何故かMTBストリートライダーで元TUBAGRAライダーでもある伊織君が行いました。彼が咆哮した直後、参加ライダーのバイクのフロントタイヤが爆発し(タイヤのサイドからチューブがはみ出て)、みんなビックリ。あたかも開始の花火?号砲みたくなったのは、何か運命めいたものを感じました。
JAMは5〜6人で1つのグループを形成し、5グループに分かれて行います。予選1ラウンドは1グループ10分間の持ち時間でセクションを各ライダー達がJAMセッション形式で思い思いに乗って表現。予選2ラウンドはセクションを変え、同じグループで5分間JAMセッション。
予選でのそれぞれの技術やスタイルなどを審査員がジャッジし、7人が決勝に進めます。
それでは自分が撮った写真を紹介しますが、これらはあくまで一部であることを伝えておきます。多くのライダー達が繰り出したスライダーやウイリー、フェイキー、フラットでの回転系トリックなどは、写真よりも動画で見た方が魅力が伝わりやすいのは絶対ですので、それらはいずれ公開されるであろう公式動画でご覧ください。
いつも撮影する側であることが多い、神戸のFGFSライダーBOBさんのフィーブルグラインド。
杜JAMの主催者でもあるTAKEDAさんのバンク飛び出しの180。アーリーウープ気味でした?
自分も練習していて親近感のあった、上に同じくTAKEDAさんの180フェイキーダブルペググラインド。
ダイナミックなトリックと細かいトリックのバランスが良く、そして高いメイク率とスピードを兼ね備えたMARCOさん。
まるでフリーギア?と思える自然さでRをかっ飛ぶファニーさん。
トボガンを入れる途中の写真ですみません。
普通のライダーがストレートジャンプしていくRでエアターンインバートをするファニーさん。
トヨ君のBOXからの180バースピンドロップ。
同じくトヨ君の大バンクからの180バースピンドロップ。
トヨ君のとても高いバンク360。
そして決勝の結果ですが、会場にいた人達で投票する方式となりました。
優勝はMARCOさん、2位はトヨ君、3位はファニーさんでした。
他のライダー達も熱いライディングをたくさん見せてくれ、とても感動しました。ライダー1人1人がFGFSというバイク、スポーツが大好きで楽しんでいる気持ちがとても伝わりましたね。そうじゃなかったら、全国からこんなに大勢、仙台に集まったりしません。
あと、FGFSにかぎらず、MTBやBMXも含む仙台(山形も?)ライダー達の一体感が素晴らしかった!
みんなでセクションの設営をしたり、運営を手伝ったりして、イベントを成功させよう、来た人達に楽しんでもらおう、という配慮が随所に感じられ、敬服せざる得なかったです。これは本当に東北の宝だと思いますよ。
そして、自分の中でこのようなイベントをやりたい気持ちが強く沸き上がってきましたね。
次の自分の役目は、まずは8月18日(月)の夜に代々木公園で開催するPEDAL DAY2014を成功させることです。