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懐かしの「ツートラ」という言葉

2016年5月25日

僕がMTBを始めた15年以上昔、アクション系MTB関連のWEBサイト(WEB1.0時代)で良く目にした言葉に「ツートラ」というものがありました。

ツートラ」とは、「ツーリング・トライアル」を略した言葉です。

MTBでツーリングし、途中途中のセクションでトライアルテクニックを駆使して遊ぶ、というモノで、当時も決してメジャーではありませんでしたが、1ジャンルを築きあげていた気がします。もちろん、ツートラ専用のMTBというのは存在していなく、それぞれのライダー達が「自分たちなりの」ツートラ車をパーツを組み合わせて作り上げていました。

 

※ツートラっぽいバイクの写真を探していますが、見つからず…

 

そんなツートラ用MTBの特徴としてはスラローム用フレーム、もしくはSサイズのXC用フレーム(すぐに壊れた)を使い、アウターにリングガードを装着、多段ギア(そもそも当時はシングルギアMTBは稀)と、サドルの上げ下げがクイック式のシートクランプを使って楽に行える、などがありました。(ですよね?)

そして時が経ち、いつの日か「ツートラ」という言葉を聞かなくなりました。MTBの用途が特化し、ツーリングならそれに特化したバイクを、トライアルなら専用のトライアル車で、という風になった事が要因でしょうか。

その当時から今現在までにMTBで変わったことは、全体的なパーツの耐久性向上(昔は本当に何でも良く壊れた)、ディスクブレーキ必須、フォークのテーパーコラム化、基本ホイールサイズの大径化(27.5インチや29インチ)、ドロッパーポストの登場、などがありました。

 

ということを久しぶりに思い出して、改めて今の自分がcroMOZU275で毎日行っている朝活BIKE&FISHに照らし合わせてみると、やっていることは「ツートラに似ているな」と思いました。家から釣り場まで4km以上のダートコースを走り、その途中にある地形で飛んだり回ったり遊ぶ、というスタイルが。

もっとも、僕が行っているのはトライアルではなく、バニーホップ主体のストリートトリックなので、「ツーリング・ストリート」、略して「ツースト」ってなるのかな。2ストロークエンジンの略みたいで変ですね。(却下で!)

 

今回も朝5時に起床し、家から多摩川河原のダートを4.5km走り釣り場に向かいました。途中、例の盛土でバニーホップ180をして寝ぼけた身体を起こします。

そうそう、先日レポートした用途が合わないフルカーボンサドルとシートポストから、この度、今まで愛用していたドロッパーポスト&シートまわりに戻しました。

サドル:charge BIKES SPOON
シートポスト:DA BOMB Cannon R Dropper Seatpost 30.9mm

croMOZU275に装着したDA BOMBのドロッパーポストとCharge Bikesのサドル

長距離移動はドロッパーポストを全伸ばしにし、地形で飛び回る際はベタ下げ状態にします。その変換が一瞬でできるのが素晴らしいですね!

改めて、自分の遊び方にドロッパーポストはピッタリだと実感しました。

フルカーボンサドル&シートポストより500g重いけど、そんなの気持ちとバニーホップのタイミング次第でチャラにできます。

 

そういや、朝5時台は朝露が凄くて路面がビショビショで、着地で滑って転びまくり、なかなかバニーホップ180がメイクができずに大変でした。特にフェイキーからの戻りで滑りまくる!その様子は下の動画をご覧ください。

 

TUBAGRAさん(@tubagra)が投稿した動画

 

一発目の転けは、踏切の段階でフロントタイヤが滑っており、転んだダメージはかなり大きかったです。

釣りの帰り、7時台に再び同じ盛土にトライしたら、だいぶ日差しで朝露は蒸発しており、全然滑らないで一発メイク余裕でした。

 

あとですね、今回初めて入った釣り場が最高でした!20cm台のスモールマウスバスがヌマチチブ(ダボハゼ)並に釣れるのです。

この日、一番大きかった25cmのスモールマウスバス。

朝活BIKE&FISHで釣れたスモールマウスバス

20cm弱のスモールマウスバスはこれでもか!というほど釣れるので、途中から写真を撮るのも面倒になる始末。

朝活BIKE&FISHで釣れたスモールマウスバス

結局、40分ほど釣りをして5匹のスモールマウスバスと、2匹のヌマチチブ(ダボハゼ)を釣って大満足でした。

次回はもっと大きなバスか、再びナマズを釣りたいです。

まだまだこんなスポット(釣り場)を有し、釣りのスタイルやテクニック次第で色んな魚が釣れる多摩川って最高に面白い!

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