MTBストリートの将来の希望 – Part1
先日、仙台で開催されたFGFS(トリックピスト)のジャム・コンテスト・イベント「杜JAM」に行って、FGFSライダー達の遠方の地でも構わず参加しようとする行動力と(飛行機で仙台まで来ているライダー多数)、各自のテクニックの差など関係無しに楽しもうとする勢いの良さに、かなり心を打たれてしまいました。
コンテストは参加ライダー約30名のウチ、5〜6人のライダー達が一組となり、時間内にセクションを走り回りトリックを繰り出していくジャムセッション形式で行われたのですが、その中には、サポートがたくさん付いているような有名なライダーがいる一方、フィーブルグラインドもやっとのライダーも混在していました。
普通なら後者のライダーは萎縮してしまうところですが、構わずアタックし続けます。そして、観客達(他の組のライダー達も含む)はどのライダーとも別け隔てなく、メイクしたら歓声を送っています。
こういうのってとても素晴らしく、羨ましい、と思ってしまいました。
過去に自分はMTBストリートで多くのJAMやコンテストを開催してきましたが、毎回実力があるライダー達が主に集まり(それはとても嬉しいのだが、始めたばかりの方などがあまり来ない)、回を重ねる毎に参加するメンツは限られていきます。
そして、それが続くと、集まっている自分たちの中でも妙な閉塞感に包まれてしまうんですね。
「このスポーツ、自分たちが続けなかったらもう未来がないんじゃ…」って。
でも、先日の講習会で、まだまだこんな上手いライダー、面白いライダーがいるんだ!と思って、それだけで明るい気持ちになれました。
彼らには、どんどんコンテストやイベントに参加して欲しい!と思いましたね。
MTBストリートでも、杜JAMのように始めたばかりのライダーが参加しても、ライダーのレベルを問わず同じように声援を送ります。それは前回のBunny Hop Camp2(BHC2)でも見られた光景でした。(BHC2ではレベルを分けてコンテストを行ったので、敷居はだいぶ低くなっています)
そんな訳で、自分は今後も出来る限り多くのMTBストリート関係のイベントを企画・開催するつもりなので、もしよろしければ数多くの人に参加してもらいたいです。
というか、多くの人が「行きたい!遠くても、仕事休んででも行きたい!」と思わせるイベントを作れていない自分にも責任はある訳で、そこは猛省すべき点であり、改善していかなくてはいけない事でもあるのですが…(頑張ります!)
そして、自分は今後、新たに出てきた才能あるライダーを、TUBAGRAのWebサイトで紹介していくことに力を入れるようにします。もしオススメのライダーがいましたら自薦他薦は問いませんので、ご連絡ください!
MTBストリートシーンは小さいですが、だからこそライダー1人1人の存在感を出しやすく、みんなで歴史を作っていく楽しさがあります。何て言ったって、世界同時多発的に始まって10年ちょっとのスポーツなのですから。
今朝も元気に朝練バニーホップバースピンをやっていましたが、開始5分くらいで勢い良く回したその手で拳をステムに強打し終了〜(激しく腫れているけど骨に心配は無さそう)
仕方ないのでお馴染み過ぎますが、自分のSHAKAバイクを撮りました。ここで、自分のSHAKAバイクのお気に入りのポイントを紹介します。
数多くのMTBストリートライダーの必須アイテムであるBLKMRKT Molly Hatchet Bar 22.2mm 2インチライズ、通称「モリハチ」バー!と、BMXブランドのCULTがVANSとコラボしたグリップ、CULT WAFFLE GRIPの組み合わせは最高に気に入っています。
自分はバースピンの練習をしている手前、ツバのないグリップがハンドルも回しやすくてお気に入りです。見た目もスッキリで格好いい!グリップのゴムのヘタレ具合もちょうど良く、とても手に馴染みます。
BMXフラットランド用の突き出し30mmのショートステム、スペインのブランドSueloのNew Stemも、コンパクトで角張ったデザインが格好いいし、ハンドルが近くてフロントアップは軽いし、X-UPやバースピン(まだちゃんとメイクできないけど)もやりやすくて大好きです。
このステムは壊れるまで使い続ける予定ですね。壊れたら同じの買いたいくらい。
人によっては賛否が分かれるかも知れませんが、スリムなODYSSEY MIKE-AITKEN PIVOTAL SEATを上向きの角度で付けるのも気に入っています。良く人に「上を向いたシートの先がお尻に刺さらない?」と質問されることもあります。うーん、刺さったことは一度もないなぁ…。
というか、自分は単純にシートはベタ下げが格好いいと思っていて、そうすると、自分がインバート(テーブルトップ)やアンターンダウンをする際、フレームのトップチューブとシートの間に足を通すのですが、ただベタ下げだと足首を通せなくなってしまうのです。そのため、上の写真のようにシートを上向きに取り付け、足首を通すクリアランスを作っている、というわけで、決して見た目重視ではないことをご理解ください。
それにしても、ここまで触れないでいましたが、フレームの錆がスゴイですね。これ、ほとんど自分の汗が滴ったままで錆びています。クロモリフレームを無塗装(実際はクリアーを薄く1回吹いたのみ)で乗ると、梅雨から夏にかけて数ヶ月でこの有り様になることを良く覚えておいてください。
でも、色んな人から「このフレームのスラムな感じが格好いい!!」なんて言われるんですよね。これはコレでアリなのか?
そんなことで、自分のバイクのお気に入りのポイントを紹介させていただきました。こういうのはライダーによって様々だと思うので、色んな人のこだわりを知りたいと思いましたね。
結構前に息子に買った帽子なんですが、買った当初はブカブカで被れなかったのが、いつの間にかジャストサイズになりました。改めて子供の成長の早さを実感したりする今日このごろです。