日曜日に表参道の国連大学前、ファーマーズマーケット横で開催されたPEDAL DAY 2015バンクバニーホップコンテスト&ジャムに参加、観戦したみなさま、本当にありがとうございました!
昨日はジャムセッションなどの写真を紹介しましたが、今日はメインのバンクバニーホップコンテストと、今回初めてテスト的に行ってみた自転車版リンボーダンス?で低さを競い合うローカービングターンコンテスト (仮名称)を写真で紹介します。
まずは、試しに行ってみたローカービングターンコンテスト。カービングしながら姿勢を低くし、普段は飛び越えているバーの下をくぐり、一番低いバーをくぐったライダーが優勝する、というものです。カービング時に足を着いたり、カービングの最中やくぐり抜けた直後に転倒したらミスとなります。もちろん、バーに身体などが触れたらミスとなるPEDAL DAYルールとなります。
バーの高さは160cmからスタート。最初はエントリーライダーみんな訳なくクリアーし、徐々に低くなっていくに従いライダー達はカービングのタイミングを覚えていき、ほとんどこの手のカービングをやったことのないライダーも、スムースに曲がれるようになっていきました。
1mちょっとの高さをクリアーするTUBAGRAライダー森田君。
正直、バー高1mちょっとまではハンドルバーの高さと同じくらいなので、バイクを傾けなくても姿勢を極端に低くすることによりクリアーすることができます。大屋さんはバイクはそのままで、身体を刺しバニーホップみたいに低くしてクリアー。
バー高1mちょっとをギリギリクリアーした「120kgの動けるデブ(自称)」ことボブ君。
バー高1mより低くなった時点で急に難易度が上がりました。95cmを何とかクリアーしたbori君。
エントリーライダーの中で一番くぐる際のスピードがあって格好良かったのですが、その日、他の誰よりも長かったハンドルバーが高さ90cmのバーに引っかかってしまいました。
bori君、身体はバーをくぐれていたので残念です。
横須賀ローカルのYAMATO君は片足を抜き極端にバイクを傾けて曲がるスタイルで90cmをクリアー!
このスタイルをさらに突き詰めて85cmにチャレンジしますが… バイクの角度は凄まじかったものの、背中がバーに引っかかり脱落してしまいました。
片足を抜くスタイルが有利、とは単純に言い切れないことがハッキリ分かった瞬間でもありました。
そして1人だけバー高85cmをクリアーしたdriveライダーAKIRA君が、第一回目のローカービングターンコンテストで優勝しました。
ここまでバイクを傾け身体を低くするとスゴイ姿勢になっていますね。高さを極限までに引き出す刺しバニーホップに通じるものがあって格好いいと思えるのは僕だけでしょうか?
そんな訳で今回初めて開催してみたローカービングターンコンテスト(仮名称)、通常のバニーホップとは違い序盤は誰でもバーをくぐれるので、たくさんの人が気軽に参加できて面白いと思いました。
とはいえ、バー高が1mより下がったくらいから難易度が増し、それなりの修練が必要なことも分かりましたね。今後は必要に応じてイベントに取り込んで行きたいと思います。
先ほどまでバーの下をくぐっていましたが、ここからはバーの上を飛ぶメインのバンクバニーホップコンテストを紹介します。
今にも雨が降りそうな空模様で、まだ17時台なのに異様に薄暗くなった状態でスタート。最初はバー高50cmで(バンクの高さは30cm)そこから10cm間隔でバーの高さを増していきます。ミスが許されるのは同じ高さで2回まで。3回ミスしたら脱落となります。少しでもバーに触れたらミスになるPEDAL DAYルールです。
お名前を失念しましたが、ほぼホッピング(ポゴ)でバー高70cmまでクリアーされていました。
※TUBAGRAをチェックされていましたら、お問い合わせ よりお名前を教えていただけると幸いです。本当に申し訳ないです!
このバンクを飛ぶのが初めてで「絶対できないよ!」と言っていた体重120kgのボブ君は、飛びながら覚えて行きバー高90cmをクリアー!
バー1m未満ならバニーホップ180で超えるAKIRA君。
そして去年のバンクバニーホップコンテストでバー高110cmをクリアーし、今年はその記録を大きく超えるべくトライしたbori君でしたが… 去年と同じ110cmで脱落!うーん、練習ではもっと高く飛べていた気もしますが…
しきりに、彼の盟友であるKazoo君に罵声を浴びせられる!と怯えていました。その場にいるとKazoo君は(kazy君並に)凶悪キャラに思えてしまいますが、僕が知るかぎり爽やかな好青年です。
バー高120cmを飛ぶ水野君。去年の記録は110cmだったので記録を更新しましたね!
今回唯一の20インチホイールで、TRIALとBMXのジオメトリを融合した自身による手作りフレームに乗っているSatooさんはバー高125cmをクリアー!
水野君とサドンデス状態になってのクリアーです。
横須賀ローカルで高校2年生、16歳のYAMATO君は去年の記録である120cmを大きく飛び越え、バー高130cmもクリアー。
さらに勢いに乗って140cmのバーもクリアーしました。飛び越した瞬間に周囲から沸き上がる歓声と、雄叫びを上げるYAMATO君。
若者が勢いに乗って躍進・成長している瞬間を見た気がしました。
そんな若手の勢いを、確かな実力と安定感で上回るdriveライダーのAKIRA君。バー高140cmを余裕で越えていきます。
そして、1人バー高150cmをクリアーしたAKIRA君が今回のバンクバニーホップコンテストで優勝となりました。
周囲が暗くなって見えにくくなったバーにオレンジのタオルをかけて対処しました。
そんな訳で、今回のバンクバニーホップコンテストの表彰です。
優勝150cmのAKIRA君、2位140cmを飛んだYAMATO君、3位が125cmを飛んだSatooさんでした。
それにしても、優勝バイクは24インチ、2位26インチ、3位20インチといろんなホイール径があって面白いですね
今回のPEDAL DAY 2015はかなり急スケジュールでの開催で、場所や時間帯も変わり、日本全国の数多くのイベントと日程が重なって来られないライダーも多数いて、盛り上がるか非常に不安でした。ですが、蓋を開けて見れば来てくれたライダー達が楽しそうに乗ってくれて、たくさんの道行く人たちが足を止めて観戦し盛り上がってくれたので、コンパクトにまとまっていて良かったのでは?なんて思いますが、他のみなさまは如何でしたでしょうか?
今回急な開催決定にも関わらず、本イベントにご協賛いただいたfool & the gang. の草野さん、本当にありがとうございました!!
PEDAL DAY、来年もまたやりたいですね。可能ならもっと多めに準備期間を設けて規模も大きくして。