埼玉県ふじみ野市のスポーツバイクショップ「スポーツバイクファクトリーふじみ野スズキ」で毎週金曜日夜に開催されるMTBストリートの練習会「サタジュク」が企画したサイクリングにお邪魔してきました。参加人数は9名とそこそこ大所帯。
最初にローギアでギリギリ上りきれる斜度の舗装路を標高差600m分上って全身汗だくになり、頂上付近から山に入って下り基調のトレイルを数時間かけて走って行くというもの。
途中に担ぎどころか崖をよじ登ったり(フルサスバイクは重くて数人がかりで引き上げて大変)、横がすぐ落ち込んでいて道が細い上に急な段差が混じった滑落リスクたっぷりのルートをグイグイ進んで行くという、「え、こんなところ行くんですか?」的なアドベンチャー要素の強い、「サイクリング」とは名ばかりのハードコアなトレイルライドでした。
そんなトレイルで各ライダーの写真を撮らせてもらいましたので、どうぞご覧ください。
GIANTの27.5インチフルサスオールマウンテンバイクに乗る「サタジュク」塾長である佐多さんの下り斜面にある倒木でファイアークラッカー(意図的にフロント・リアタイヤを当ててバニーホップするテクニック)
「サタジュク」塾生の皆様によるファイアークラッカー。普段はストリートで26ハードテイルバイクに乗って練習されているので、トレイルで27.5〜29インチホイールのフルサスバイクに乗ってもしっかり飛べます。
一方、29インチフルサスオールマウンテンバイク KONA PROCESS 153に乗る自分は…
リアを流したつもりでファイアークラッカーしてみたら、これだけしか飛べていませんでした。もう嫌だー(泣)
場所は変わって次はガレたS字の急斜面です。
中にはこんなハードなトレイルライドが初めての方もいらっしゃりましたが、しっかり楽しまれていた様子。
沢みたいな急斜面のドロップオフを下り好きの面々に走ってもらいました。
数百メートル走るとどんどん景色が変わっていく凄いトレイルでした。その分、アプローチがとてもハードではありましたが…
それにしても、良くこんなマニアックなルートを見つけたもんだと、関心せずにはいられませんでしたね。佐多さん、本当にありがとうございました!
あと、今回の自分の失敗は、水や補給食をクルマに置き忘れてきてしまったこと!それに気が付いたのが何kmも進んだ上りの途中で、さすがに取りに戻るのは困難でした。はっきり言って何時間も山に入るトレイルライドで水を忘れることは、命にも関わるとても危険なことです。
そんなことで困っていると、「サタジュク」塾生のマキシマさんが水の入ったボトルを1本渡してくれました。これは本当に助かりましたね。マキシマさん、ありがとうございました!今後はこのような事が絶対にない様に細心の注意をしていきたいと思います。
今回のトレイルで、29インチフルサスオールマウンテンバイク KONA PROCESS 153に乗って分かったこと。
長い時間をかけて数百メートルを駆け上がる舗装路は、たくさん汗をかいたものの体力的には余裕で済んだ。このギア構成は次にcroMOZU275を組む際も絶対に採用しよう。
ファイアークラッカー(木の根や岩、倒木にタイヤを当ててバニーホップするトリック)は悲しいほど高く飛べないので半ば諦める。
croMOZU275だと暴れて大変なスピードが乗るガレた斜面での安定感はさすがだと思った。これをみんな求めているんだなーと改めて認識。
近いうちに富士見パノラマ、ふじてんリゾート、白馬岩岳で乗る予定なので、そこでもどんな印象が得られるか非常に楽しみ!
とはいえ、早くまたcroMOZU275に乗りたくて仕方がないです。やっぱり一度、トレイルを飛び走る快感を知ってしまうと色々物足りないですね。