3月中旬、TUBAGRA Webサイトの投稿が1週間ほど途切れていた期間、実は家族で中東のドバイ旅行をしていました。
「ドバイ旅行なんてとてもお金がかかるんじゃ…」
と自分も思っていましたが
奥さんのDJ仲間(元アンダーワールドのダレン・エマーソンと一緒にDJイベントするくらい凄い女性DJ)がドバイに住んでいまして、今回はその方のアテンドがあるということと、他の奥さんの友達家族も加わり、3家族でヴィラ(貸し別荘)1軒をシェアすることで、1家族あたりの宿泊費を節約することに成功。※そういった後ろ盾がないとドバイなんて行けません!(汗)
そんな訳で、いざドバイに向けて出発しました。
近所の羽田空港からドバイまで直行便が出ていまして、深夜に搭乗し11時間のフライトでドバイ国際空港に到着。
世界一の広さで有名なこの空港。飛行機の場所から入国審査、荷物の受け取り場所まで行くのに1.5km以上は歩いたでしょうか?とにかく遠くてそれだけでグッタリでした。
荷物を受け取ってから出口までも長かった!息子は大型スーツケースにまたがったままで楽しそうだったけどね…(汗)
ホテルの外に出て、いざ宿泊するヴィラへ向います。
ホテルの外はタクシーがビッシリ。ドバイのタクシーは殆どがTOYOTAのINNOVA。日本にはラインナップが無い車種です。
見ての通り大型で日本で走るには厳しいサイズ。その分、大人5人がゆったり乗れて後ろには大型のスーツケースも余裕で積み込むことができる、道路が広大で旅行客が多いドバイにはピッタリな仕様です。
とはいえ、今回自分たちはタクシーは利用せず、Uber(ウーバー:一般のドライバーが空き時間と自家用車を使って行うタクシーのようなサービスで、配車の予約から決済までスマホアプリで行なうことができ、言葉が分からないドライバーと会話することなく済むのも安心。一般的なタクシー料金よりも割安)を利用してみることに!
Uber便利ですね!アプリでクルマがどこにいるかスマホの画面で分かって面白いし、対応が悪いと乗客に低評価されて次のお客が取りづらくなるためドライバーはみんな親切でボッタクリも無し。さらにタクシーにはない色んな種類のクルマに乗ることができます。主にLEXUSが多かったですね。UberのTESLAも結構走っていて、それに乗ってみたかったなぁ。
今回の旅行で自分たちが宿泊したのは、「パーム・ジュメイラ」と呼ばれるペルシャ湾に作られた巨大な人工島で、一大リゾート地でもあります。
この特徴的な人工島は色んな雑誌記事やTVで見ることはありましたが、まさか自分がここに宿泊できるとは夢にも思っていませんでした。
上のMAPのマーカーが付いているところが自分たちが泊まったヴィラのある場所。葉脈みたいなところは長さ5〜600mの1つの広大な高級住宅街みたいになっています。
自分たちの宿泊したヴィラはこちら。
1家族がゆったり泊まれるトイレ・バスルーム付きの部屋が3〜4つあり、それを3家族でシェアすることで、何とか庶民でも泊まれる予算に収まりました。
何かとお金がかかる食事も、食材だけをリーズナブルな宅配サービスで購入し、それをみんなでワイワイ手分けして料理。美味しいし安上がりだし、それもちょっとした楽しいイベントとなりました。
庭にあるキレイなプールで遊ぶ息子と、ご一緒した奥さんの友達家族の娘さん。優雅です!
そしてヴィラのビーチに面した窓からの風景です。バルコニーを出たら徒歩10秒でビーチに到達。こんなシチュエーションを体験できるなんてとにかくビックリ!
サンダルに履き替えて目の前のビーチにトコトコ歩いて行き、膝下まで海に浸かりながらルアーを思い切りキャスト!
いや、本当はこういった旅行で釣りするつもりは全く無かったのですが、同行するご家族や奥さんから「え、釣りしないの?釣り道具持って行きなよ!」と強いプッシュがあって、このためにカバンに入る小さく折り畳めるパックロッドを購入したのでした。
※ドバイでは漁以外で海岸から魚を捕ることは禁止されていますが、このパームジュメイラはプライベートビーチということで釣りOK
こんな経緯で旅行にも関わらず家族・同行者公認で釣りをすることになったのですが、魚が釣れたかと言うと…
開始10分、スプーンでダツの仲間?がヒット!早巻きだと追っかけてくるものの喰わなくて、遅巻きで何とか。
続いて遅巻きのメタルバイブレーションで20〜25cmのクイーンフィッシュも釣れました。こいつが連発するのですが、このサイズでも引きが激しくて楽しかったです。
このヴィラから徒歩10秒で行える釣り、思い立ったらすぐにできるのでまさに夢のような状況だったのですが、今回の日程では極寒だったり大雨・大風が吹いたりとドバイでは珍しく天気が不安定で、万全なコンディションが少なかったのが残念でした。
そんなこんなで、釣れても小さい魚ばかりでちょっと物足りない感が出てきた最終日。
空港に行く3時間前の深夜、荷造りの合間に最後の釣りをしていたら、ドバイの料理でも良く使われ美味しいと言われる高級魚、60cmほどのハムール(ハタやクエの仲間)がヒット!
コイツのファイトはとても激しく、魚に引っ張られて砂浜を右に左に走り回って釣り上げるのに20分はかかりました。
帰り間際でなければヴィラに持ち帰り、さばいて料理していたところですが、今回はそんな余裕は無いので、釣れてくれたことに感謝してリリース。最後の最後に大物が釣れて本当に良かったです!
結局、ヴィラから半径50mくらいでしか釣りをしていませんが、それでもドバイにいる4日間で10匹以上をルアーで釣ることができて大満足!こんな体験、二度とできないんだろうなー。
ちなみに、ノートPCを旅行に持参しており、ヴィラのWifiに接続できてネット環境もバッチリ。
そして他のみんなが優雅に過ごしている中、自分は端の方でチマチマPC作業(幕張JAM2の現像・画像補正がメイン)を行っていました。ちょうど良い高さの机や椅子がないので、ミネラルウォーターの箱を椅子代わりのこんな貧乏くさいスタイルで(泣)
ところがTUBAGRAの管理画面にサーバーのセキュリティの問題でドバイからアクセスすることができず、Webサイトの更新が全くできなかったことは計算外。それで更新が1週間ほど空いてしまった訳で、仕方なしにTwitterやFacebookだけ更新していました。
やっぱりTUBAGRAで紹介するからには何とかMTBネタをー!と考えるのですが、ドバイは完全にクルマ社会であり、冬以外は日中の気温が50℃に達するドバイで自転車は走っていなく、今回の旅行でも常に探していましたが殆ど目にすること無し。
数少ないケースとして、世界一巨大なショッピングモールであるドバイモール内のエンポリオ・アルマーニ特設ブースに上の写真のMTBが飾ってあった程度でした。そのMTBも10年前の廉価版?という「天下のアルマーニがこれで良いのか?」と思えるもの。今なら最新のフルサスeMTBでちょうど良いくらいなのにな〜。
あと有名なビーチの駐輪場で見つけたファットバイクが2台。驚くべきことに鍵がかかっていません。周囲を見渡してみましたが、この2台のオーナーはいないので、ただ立てかけてあっただけです。盗難が怖くないのか?それともドバイだから治安が良くて盗まれないのか今となっては謎。
世界一巨大なショッピングモールのドバイモールです。
世界中のありとあらゆるブランド直営店が入っているんじゃないでしょうか?とにかく広くて有名なブランド店が余裕あるレイアウトで並んでいます。
超巨大な水槽がありまして、そのガラスは日本製とのこと。
さらに結構な大きさのアイススケートリンクも。みんなで遊びたかったものの、ショートパンツは禁止で入ることができませんでした。
TUBAGRAを見ている人はクルマも好きな方も多いとのことで、富豪が多いドバイならではの高級車を紹介します。
有名観光スポットでもあるドバイモール前のメインストリートはさながら高級車自慢エリアと化しており、常にこのようなクルマが停まって観光客の羨望の眼差しで見られていました。
ランボルギーニのSUV、ウルス。
ランボルギーニのウラカン。
マセラティの金のクアトロポルテ。
アストンマーチン ヴァンキッシュ。※クルマはあまり詳しくないので名前が違っていたらすみません
自分の中で一番格好良かったシボレーのピックアップ。
食事ネタも少しほど。
ドバイモールの和食レストランで食べたステーキラーメン。値段は日本円に換算すると2,000円くらい?味はパクチーも入っていて殆どフォーで、唐辛子たっぷりの激辛。正直、味が分からないくらい辛かったです。
他の食事はヴィラでみんなで自炊していたので、気が付けば、いわゆる「ドバイ料理」って全く食べなかったのが唯一の心残り。
最終日の夜は世界一高いビルである「ブルジュ・ハリファ」に登りました。
どれくらい高いかと言うと、我らが東京スカイツリーが634mに対し、ブルジュ・ハリファは828mとダントツ。
ただし、建物の真下から見上げられるスカイツリーの方が「バカでかい構造物感」があると思いました。そしてブルジュ・ハリファは手前に建物があり、少し離れて見上げることになるので、正直あまり感動がなかったのも事実。展望台に登ってからの風景もキレイでしたが、正直このレベルまで来ると高すぎて、高さの凄さを実感できなかったですね。
とはいえ、建物へのライトアップ、プロジェクションマッピングや手前の広場の噴水が凝っていて、観光客を楽しませようと定期的に幻想的な光景を見せてくれ、こういったサービス精神は凄いと思いました。
そんなこんなで4泊6日のドバイ旅行を堪能し、また広大なドバイ国際空港をヒーヒー歩き、飛行機に9時間乗って(偏西風の関係で帰りの方が少し速い)無事帰国。
滅多にできない体験をいっぱいさせてくれた奥さんの友人家族たちに大感謝です。ありがとうございました!