BlkmrktやTonicの国内代理店で有名なTKC Productionsが新たに取り扱いを始めるMTBフリースタイルフレーム「The Rise Partymaster」のページがWebサイトに公開されました。もう購入することもできるようです。(カートボタンが設置されている)価格は98,000円(税抜)。
ワクワクするようなフレームの紹介文もたっぷり掲載されていますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。


ついつい、TUBAGRAのフレームと内容・スペックを比較して読んでしまいますね。
そんな「The Rise Partymaster」の説明文の締めとして「簡単に言うと、Partymasterは最も強く、万能性のあるフリースタイルMTBの一つです」という一文がとても印象的でした。
一方、TUBAGRAのストリートMTBフレーム「SHAKA」は「万能性」とは真逆の、「特化性」が大きな特徴です。
【SHAKA 26 + リジッドフォーク仕様】

【SHAKA 24 + サスフォーク仕様】

SHAKAは、ノーズマニュアルなどノーズ系トリックがやりやすい極端に立ったヘッドアングル、踏切の抜けが良い高い位置のBB、「Partymaster」よりも20mm短いチェーンステーでさらに軽い力でバニーホップが可能というように、ストリートトリック、ストリートライディングを行うことに特化しています。
まさに「万能性」とは真逆の、「特化性」が1つのセールスポイントとなっています。
※もちろんSHAKAでも飛距離3〜4m規模のダートジャンプトレイルも普通にこなすことは普通にできます
※「特化」していることでやれることが限定される訳ではなく、バニーホップなどがしやすいことによりトリックの幅は拡がります
「The Rise Partymaster(以下:Pと記載)」と「SHAKA(以下:Sと記載)」の大まかなスペックの比較です。
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The Rise Partymaster |
TUBAGRA SHAKA |
ヘッドアングル |
70.2°(470mmのフォーク想定) |
74°(420mmのフォーク想定) |
チェーンステイ長 |
377.5mm |
355mm(26インチホイール対応)
335mm(24インチホイール対応) |
BB |
73mm Mid BB |
68mm Spanish BB |
エンド幅 |
135mm × 10mm |
110mm × 14mm |
価格 |
98,000円(税抜) |
95,000円(税抜) |
このように2つのフレームのスペックを比較してみると、一見同じようなハードテイルMTBフレームでも、2つは全く異なる設計思想で作られていることが分かります。どちらが優れているとか、そういった次元とは完全に別なんですね。
ちなみに、現在、台湾で製作中のTUBAGRA akaMOZUも、SHAKAとはまた別の設計思想だったりします。

「特化性に近い万能性」を追求しているという… 詳しく書くとさらに長くなるので、この件については後日に。
現在、SHAKAは残り1本が納期1ヶ月半ほど、OPENER(マットクリアー)は残り1本が即納できますので、ご興味がありましたら、お早めにお問い合わせください。