汗臭くなったTシャツ、ポロシャツ、Yシャツの臭いを消す方法
暑くてたくさん汗をかいた夏がようやく終わり、涼しい秋がやってきました。ただ、夏に汗をかきまくったからか、脇の辺りが汗臭くなったTシャツ、ポロシャツ、ボタンダウンシャツ、Yシャツなどをお持ちの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
いわゆる普段着で大量発汗するストリートスポーツは、残念ながらそうなる傾向が強いようです。
そして、これまた残念なことに、着る頻度が高いお気に入りのシャツ程、臭くなる可能性は高いです。
以前にもTUBAGRA日記に書きましたが、臭くなった衣服の臭いを消す方法(消臭法)を紹介したいと思います。
臭いの原因
自分の脇の臭いを直接かいでもそれ程臭くないのに、シャツの脇の部分の臭いをかぐと「ワキガかよ?」ってくらい臭い場合があります。その原因の殆どは、以下のモノと考えられます。
まず、人体は脇の部分に特に汗をかきやすく(男性は特に!)、脇の部分が常に皮膚と触れ合っている生地の繊維の奥に皮脂や汗のたんぱく汚れが蓄積されていきます。一度このような状態になったら、一般的な洗剤と洗濯機で何度も洗濯し日干ししても、根本から汚れを落とさないと臭いはなくなりません。
ちなみにこの汚れ、洗濯して日干しした後は殆ど臭いませんが、困ったことに、再び汗などをかいて湿ると臭いを発します。
そうそう、大量に汗をかいた後、着ていた服をすぐに洗濯できると汚れはあまり蓄積せず、それほど臭くなりません。それが一番ベストなのですが、一般家庭の場合によくある、洗濯機などでそこそこ洗い物が貯まってから洗う方法だと、洗い物を洗濯機に放り込んでから洗濯機を回すまでに汗だくのシャツが半日〜1日など放置されることとなり、臭いを出す雑菌が繁殖。結果、たとえ新品のシャツであっても、あっという間に臭うようになるようです。
消臭の方法
ようするに、繊維の奥に染み付いた汚れ(皮脂や汗のたんぱく汚れ)を落とせば臭いは無くなります。ただ、前途の通り、繊維の奥に蓄積した汚れは、一般的な洗剤と洗濯機では落ちてくれません。
そこで自分がオススメするのが、粉末タイプの酸素系の漂白剤(ワイドハイターなど)と、熱湯浸け置き消毒をセットでする方法です。
1)まず最初に大きめの鍋で大量のお湯を沸騰させます。
2)多少汚い物を入れてもOKな、大きめの湯おけかボウルなどに、適量の粉末タイプの酸素系の漂白剤を入れ、沸騰させた熱湯を注いでしっかり溶かします。
※鍋自体に洗剤を溶かし入れても良いのですが(それが一番手っ取り早い)、さすがに食べ物を料理する鍋に洗剤を入れるのはどうかと思い、自分はこのように分けています。
3)洗剤を溶かしたお湯に服を浸します。キッチリ全部浸るように、何か棒などで押さえつけましょう。素手でやると手が荒れて良くないです。2時間以上浸すと生地が痛むので、自分はだいたい1時間45分くらいにしています。
複数の服を浸す場合は、必ず同じ系統の色だけを入れるようにしましょう。青い服を浸すなら青系等のみ。赤い服を浸すなら赤系統のみ。白い服なら白系統のみとしましょう。
まがいなりにも漂白剤を使うので、実際にこれだけ色落ちがあります。これに白い服を一緒に入れていたら、派手に色が移って一発アウトとなります。
4)水ですすいで洗剤を落とします。素手で行うと結構手が荒れるので気を付けましょう。
5)十分すすいだ後、通常通り洗濯機で洗って、干して終了です。
冗談抜きで、これらの作業で新品並に、驚く程に臭いがしなくなります。
ただし、また3ヶ月〜半年もすると再び汚れが生地の奥に貯まり臭ってくる場合があります。1回臭うようになったら、完全に臭いの元を断ち切ることができず、また同じように臭ってしまうようです。でも、そうなったら、また同じような作業をすれば臭いは消えます。
それにしても、男性は脇の臭いなど、意外と自覚がない方が多いです。周囲は臭くてすぐに気付くものの、気を遣ってなかなか言えなかったりするので、知らず知らずのウチに迷惑をかけてしまっています。
なので、軽く汗をかいた後、あまり風の無い場所で自分のシャツの脇の部分の臭いをかいでみて、「なんか臭うな…」と思った方は、ぜひ上記の方法を是非とも試してください。
まー、しっかし臭いTシャツだけの話だとアレですので、旬な動画も紹介したいと思います。
山形のMTBプロショップ「STROKE」ローカルのライディングを収めた動画です。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=51Ifphc6PBg[/youtube]
そして、KNS.LOのSeima君やKazy君が登場している、京都での動画です。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=a64qi6CT4Po[/youtube]