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SR SUNTOUR EPICONはストリートに使えるか?

2014年2月18日

およそ2ヶ月程、安価で比較的手に入れやすいサスフォーク、SR SUNTOUR EPICONでグラインドペグの使用に耐えられるかテストしてきました。もともとEPICONはダートジャンプやストリート用というよりかは、XCやオールマウンテン用だったりするので、ストリートで乗るにはアウターレッグの強度が足りないのでは?という危惧があっての、いわゆる耐久性テストでした。

ちなみに、9mmシャフト用のEPICONシリーズ(AXONも含む)は、回転系トリックの着地などで激しくよれることから、ブリッジの付け根部分にクラックが入り易いということも、過去の使用で分かっています。

ならば、15mmシャフト用ならどうか?15mmシャフトだと、9mmシャフトの際に見られたフォークの「よれ」を構造的に防げるので、「別物」と言えるくらいの剛性を期待できる訳です。

そして今回、お世辞にもキレイとは対局の乗り方をする自分が、誰が見てもフォークに優しくないグラインドメインの乗り方で、その耐久性を試してきました。自分の乗り方を見たことがある人なら、結構容赦なくグラインドしまくることはご存知かと思います。フォークやシャフトに最悪な失敗もたくさんします。

そんな自分が、SR SUNTOUR EPICON(EPICON-TR-LO-R-LITE AH OS 26)を、ストロークを70mmに縮めて使ってみました。

SR SUNTOUR EPICON

岡安製作所で試作していただいた、グラインドペグ装着可能な15mm専用シャフトを使い、グラインドペグを装着しています。

EPICON用の15mmグラインド対応シャフト

このシャフト、欲しい人がたくさんいるなら量産するけど、どうなんでしょうか?

自分のSHAKAバイクに入れると、ご存知かと思いますが、こんな感じになります。

EPICONを入れたTUBAGRA SHAKAバイク

そして日々、このような乗り方(↓)で、フォークを酷使し続けました。

それで今のところ、このような使用では「全く壊れそうもない」というのが現時点での自分の感想です。
もっとも、回転系トリックはどうか?と問われれば、自分があまりできないのでハッキリ言えません。バニーホップ360で10段ステアーをフロント着地、とかTUBAGRAライダーの工藤君やアシ君みたいな芸当は自分はできないので…

とはいえ、ストリートでバニーホップ180やバニーホップロックウォーク、そしてグラインドしまくるくらいなら、EPICONでも十分行けると思いました。

ちなみに、2014年モデルのEPICONシリーズは、アウターレッグのブリッジ部分が肉厚となり、強化された作りになっています。

SR SUNTOUR EPICON 2014
これがどれだけの耐久性アップになっているか、非常に気になりますね。やっぱり近日中にアシ君にもテストしてもらう必要があるかな。

※1 サスフォーク改造による破損・怪我は全て自己責任であり、品質保障の対象外になります
※2 本記事は、SR SUNTOURの公式な耐久テストではなく、個人使用のための耐久テストであることをご了承ください

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