TUBAGRA(ツバグラ)

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広角レンズに寄り過ぎ注意

2016年1月27日

最近はcroMOZU275が面白すぎて朝活BIKEはcroMOZU275ばかり乗っていましたが、1週間ぶりくらいにSHAKAに乗ってみました。

うむ、やっぱりSHAKAも面白い!実際のところcroMOZU275がモッサリ感じるくらいにSHAKAの方がバニーホップしやすいし、バニーホップバースピンとかバニーホップ180にバニーホップロックウォークとか楽しすぎる!

 

身体が温まってきた頃に、お馴染みの自撮りをしました。

今回は15mmの広角レンズを付けて、カメラに寄ってバニーホップ180の迫力ある写真を撮ろうと…

Nikon D610 単焦点レンズ シグマ 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

ちなみに、下の写真は最初の1枚、構図チェックのテスト撮影での写真です。見ての通り、カメラの向きが下過ぎて、フロントホイールと頭が切れちゃっていますね。でも良いのです。こうやってテスト撮影しては自分が望んだ構図に徐々に直して行くのです。

多摩川河原でバニーホップ180

ところが今回、そこで悲劇が起きました。

 

踏み切り地点に鳥の糞が落ちていて、それを避けるようにバニーホップ180をしたら、ほんのわずかに横に膨らんでカメラに近い位置で回転してしまい、フロントホイールの着地がなんとカメラの真上になってしまったのです。

すごい勢いで重たい一眼デジタルカメラは地面に叩きつけられて吹っ飛び、数メートル先に転がって行きました。

あー!!去年の夏の「一眼デジ多摩川完全水没事件」に近いレベルの最悪の事態をやっちまったー!!

 

顔面蒼白でカメラに近寄って動かしてみると…

レンズのAFもちゃんと動くしストロボと連動で撮影もできる!撮影した画像のプレビューもまったく問題無い!つまり、全然壊れていない!あれだけ酷いことしたのに。スゴイ!

が、無事じゃなかったところがありました。ミニ三脚の樹脂製の雲台(一眼デジを固定する台)がブチ折れていました。

壊れたミニ三脚の雲台

この雲台、メチャ肉厚だったのに…。

この雲台が折れるほどの衝撃がカメラを襲ったのに、カメラ自体が壊れていないことに驚きました。

Nikon D610、どれだけ丈夫なんだよ!

 

ひとまず、ミニ三脚の折れた雲台は強力な接着剤で固定していますが、それでもまた折れるようなら潔く新しいミニ三脚を買います。高い物じゃないですし。

明日は今日のリベンジでSHAKAで飛んだり回っている良い写真を撮りたいと思います!

 

近頃、息子の写真を撮っていなかったので、久しぶりに撮ってみました。最近は本当にやんちゃで、起きている時は激しく動きまわってまともに撮らせてくれないので、スヤスヤ寝ているところですが。

寝ている叶大

実際はかなり暗い寝室で、カメラの設定をいじってこの明るさを引き出したという。

 

あと、これまた久しぶりの愛車MAZDA CX-5の写真も。昨夜、小川輪業にお邪魔した際に撮った1枚です。

小川輪業前のMAZDA CX-5

実は最近、雑誌の編集者でプロカメラマンの凄い方に、改めて写真撮影の基礎を学んでいるのです。

もう、毎日が目からうろこの連続ですよ。

グッときて格好いい自転車の写真がたくさん撮れるように頑張ります!

ついに日本に来ました

2016年1月26日

コソコソしていても仕方ないので、ハッキリ言いましょう。

台湾でMOZUフレームを作りました。現在、ジオメトリや各部処理、耐久性・剛性確認のためのテストフレームが2本あります。

本当は先週末には日本に来ていたので、先日のハンドメイドバイシクル展で本邦初公開!と行きたかったのですが、残念ながら税関の検査で止められていて間に合いませんでした。

台湾MOZU TEST

ジオメトリはほぼ岡安製作所で作っているMOZUです。

国内生産MOZUと違うのは、まず分かりやすいところから言うとヘッドの規格。サスフォークを使うには昨今必須になりつつあるテーパードコラム対応です。

台湾MOZU TEST

シートクランプは直付タイプとなっていまして、シートステーのブリッジも国産MOZUはプレートですが、こちらはパイプになっていますね。

台湾MOZU TEST

BB幅は国産68mmユーロですが、台湾MOZUは73mmユーロとなり、少し太いタイヤをガン詰めで入れても「多少の」余裕ができるかと思います。

 

大雑把に言うとこんなところです。自分もまだ現物を見ていないので、これ以上は何とも言えないですね。とりあえず、ジオメトリをちゃんと測りたいです。

制作の初めの段階で台湾の工場とやり取りしていて、こちらから送った図面に対し「これで作っても良いですか?」と向こうの工場が確認用に作成した図面を送ってきてくれるのですが、その数値を見ると、どう考えてもN◯ B◯k◯sのM◯j◯s◯yなんですよね。

「そうじゃなくて、こちらが送った図面をそのままで作ってください!」と何度もやり取りしてようやく… という感じでした。

そんなことがあったので、こちらが送った図面の通りのジオメトリになっているか気になって仕方ないのです。

ちなみに、図面を確定させたのが去年の6月くらい。それで当初は遅くても10月にはテストフレームが完成して、という話でしたが、1ヶ月2ヶ月延びていき、軽く忘れた頃にようやく来たのでした。

 

何はともあれ良かったです。さて、誰に乗ってテストしてもらおうかな…。あとキレイに写真を撮りたい!

 

そうそう、この台湾MOZU、販売価格は国産MOZUと比較して相当安くなります。ですので、多くのライダーに乗ってもらいたいですね。

そして、全国のショップにも卸したいと考えておりますので、その際はぜひよろしくお願いいたします。

2016ハンドメイドバイシクル展でcroMOZU275に試乗いただいて

2016年1月25日

2016ハンドメイドバイシクル展で、岡安製作所の岡安さんからcroMOZU275 2nd TESTを受け取りました。

TUBAGRA croMOZU275 2nd test

croMOZU275 1st TESTを作っていただいたのが去年の12月半ば。

TUBAGRA croMOZU275 2nd test

そこから毎日乗って修正箇所を見つけ出し、さっそくそれを反映していただいたのが、この2nd TESTになります。

わずか3週間で2本目のテストフレームを作っていただけるという超欲張りな展開。それを実現してくれた岡安さんには感謝してもしきれません!

TUBAGRA croMOZU275 2nd test

この乗り味、操作性、トリックのしやすさがどう変化しているか、乗るのが非常に楽しみです!

 

そうそう、2016ハンドメイドバイシクル展では本当にたくさんの来場した方たちにcroMOZU275(1st TEST)を試乗していただきました。自分の場合、会場にいた時間の1/3くらいは試乗エリアにいたほどに。

そして、その中でも10名ほどでしょうか?バニーホップ経験がまったく無い、ロードバイクしか乗ったことがない方がバニーホップできるようになっちゃったんですね。実際のところ、試乗会の半分はバニーホップ講習会だったような(笑)

凄かったのは、普段はロードバイクしか乗らない身長150cmの女性も、バニーホップができるようになったことです。

それが可能だったのは、croMOZU275が圧倒的にフロントアップ〜バニーホップしやすいMTBだったからに他なりません。

とにかく、多くの方たちが驚かれていたのが27.5インチ(650B)ホイールMTBにも関わらず軽い乗り味ということと、圧倒的なバニーホップのしやすさでした。

 

最近MTBに乗り始めてバニーホップ初心者という方のバニーホップです。

2016ハンドメイドバイシクル展でcroMOZU275の試乗

2016ハンドメイドバイシクル展でcroMOZU275の試乗

試乗してすぐにこれくらいバニーホップで飛べるようになりました。もっと慣れればさらに高く飛べることでしょう。ちなみに、履いている靴はスニーカーじゃなくソールが固い革靴です。

 

ハンドメイドバイシクル展に遊びに来てくれた、普段はSHAKAに乗っているけんぷっぷさんも、試乗して数回のバニーホップでこの高さを飛んでいました。(画面下、路面の黒いシミを飛び越しています)

2016ハンドメイドバイシクル展でcroMOZU275の試乗

 

これまた遊びに来てくれた、膝を壊してリハビリ中の髭坊主さん!もコートにスーツ、ビジネスシューズでバニーホップしてくれました。様子見バニーホップでこの高さです。

2016ハンドメイドバイシクル展でcroMOZU275の試乗

 

遊びに来てくれたアラフィフのMOZUライダーオオタさんも数回目でこの高さ。(すみません!頂点を過ぎた瞬間の写真になってしまいました!)

2016ハンドメイドバイシクル展でcroMOZU275の試乗

けんぷっぷさんや髭さん、オオタさんなど既にMOZUやSHAKAなどに乗っている方からすれば、「やっぱりちょっとモッサリしているね」という意見。

そう、ここで他のTUBAGRAフレームのPRになってしまいますが、24〜26インチホイール対応のMOZUSHAKAの方が、croMOZU275よりも圧倒的にバニーホップしやすいです。

それでも、「慣れればすぐに対応できるし大きなホイール特有の滑らかさがイイ」「乗った瞬間27.5インチ(650B)ホイールのMTBということを忘れる」という意見をいただけました。

 

あと、これだけバニーホップしやすいけど、後ろにまくれづらい、という特性も持っているcroMOZU275。後ろにまくれて転ばれる、というケースは皆無でした。

多くの方が、27.5インチ(650B)ホイール特有のスムースな回転と、とにかく簡単にバニーホップできることで、「自分が飛べるとは思わなかった。楽しい!」「ピーキーだと思っていたけどコントロールしやすくて最高だった」「このMTBで山を走ったらスゴく楽しそう!」「発売はいつですか?」と話されていたのが印象的でした。ありがとうございます!

 

ただし、実際に山を走られている方の何人かに、「ちょっとヘッドアングルの立ち具合が気になる」という意見もいただきました。

もちろん、それは自分も感じていたことで、さっそくにそれを反映してヘッドアングルを寝かせた物が、上で紹介したcroMOZU275 2nd TESTとなります。

そんな訳で、今回の2016ハンドメイドバイシクル展は自分にとって、croMOZU275に乗られた方たちのたくさんの意見を聞くことができた、非常に意義のある機会となりました。

ご来場していただき、さらに試乗までしていただいたみなさま、本当にありがとうございました!

2016ハンドメイドバイシクル展2日目

2016年1月24日

2日目始まりました。昨日の曇天〜小雨の1日から一転、雲ひとつ無い青い空ですが、冷たい風が強く吹いて超寒かったです。

ハンドメイドバイシクル展2016

今回は、自分たち以外のブースの紹介をしていこうと思います。

 

まずは東洋フレーム。僕は東洋=TOYOと聞くとBMXのクロモリレースフレームを連想してしまうのですが、最新の東洋はもっと先進的で攻め攻めでした。

ハンドメイドバイシクル展2016 東洋フレーム

クロモリロードフレームのトップチューブにカーボンを挟み込むことで、前後輪の衝撃の吸収する仕組みとのことです。

ハンドメイドバイシクル展2016 東洋フレーム

このように、旬な素材をデザイン的に違和感なく(むしろ格好良く)取り入れているのは流石だな、と思いました。

 

あぶくま自転車工房は、出展車両の中でも数少ないMTBフレームを展示していました。生地が透けて見える塗装が特徴の、27.5インチ(650B)ホイール対応の里山用クロモリMTBフレームです。

ハンドメイドバイシクル展2016 あぶくま自転車工房

リアエンドを切り替えることで、142mm/12mmスルーアクスルと、135mm/10mm規格の両方、さらにシングルスピードにも対応しています。予定価格は220,000円(フレームのみ)。

 

株式会社Shin・服部製作所も27.5インチ(650B)ホイール対応のMTBフレームを出展していました。

ハンドメイドバイシクル展2016 株式会社Shin・服部製作所

 

Sunrise Cyclesは今までの前衛的なフレームの展示はなく、昨今の乱立するヘッドやBBの規格に異議をとなえた、1”A-Headの提案という、 新しいカタチの出展をしていました。

ハンドメイドバイシクル展2016 Sunrise Cycle

いやー、フレームを販売する身としては色々と考えるキッカケになりましたね。

 

日本初自転車フレームビルディングの常設レンタルスペースBYOB Factoryからの出展は、高橋さん作成車両ランドナー。

ハンドメイドバイシクル展2016 高橋作成車両ランドナー

ランドナーというとクラシカルなイメージがありますが、バッグのデザインが真新しいのと、強い赤色のフレームで、どこか新しい感じがして面白と思いました。

BYOB Factoryでは自転車だけでなく、ギターも作った方がいらっしゃったということで、ハンドメイドギターの出展もありました。ある意味禁じ手ではありますが、複数の自転車の中に混じっての出展なのでアリ。

ハンドメイドバイシクル展2016 本間様作成ギター

 

今回のハンドメイドバイシクル展である意味、象徴的な出展だったのが、東京サイクルデザイン専門学校でしょうか。

ハンドメイドバイシクル展2016 東京サイクルデザイン専門学校

フレーム製作に人一倍興味のあるこの学校に在籍する生徒さん達が大挙して訪れたため、質問がマニアックかつ専門的で、昨年のハンドメイドバイシクル展よりもフレームの説明頻度が高かった気がします。

 

エンマバイシクルワークスはTANGEのパイプを出展していました。パイプのラインナップが豊富で最近はMOZUシリーズのフロント三角に良く使わせていただいています。

ハンドメイドバイシクル展2016 エンマバイシクルワークス

 

個人的にお気に入りの1台が、岡安製作所ブースの隣に出展していたオーエックスエンジニアリングのフルサス12インチ折りたたみ自転車、去年も紹介したPECOのファットホイールバージョン、PECO Bucchoです。

オーエックスエンジニアリングBuccho

各部の作りはとてもしっかりしていて、折りたたみ自転車にありがちなヤワな感触は全くなく、高級小径バイクの上質な乗り味があります。それに加え、ファットホイール独特の角の取れた柔らかさ、走破性の高さもあるという。

12インチバイクでありながら、内装3段とディスクブレーキ装備で本格的。

オーエックスエンジニアリングBuccho

ちなみにこのホイールで使われている12インチファットリムですが、なんと特注で、10kgのアルミの塊から330gになるまで削られて作られています。

オーエックスエンジニアリングBuccho

ビルダー関係者がこれを知ると、みんな「馬鹿ですね〜w(褒め言葉)」と言います。

この特注リムを作るために車両価格が跳ね上がることになったとのことですが、そこまでしても小径ファットホイールを実現させたスタッフのみなさまの熱意が素晴らしい!

ワンアクションでこんなにコンパクトになるのは去年紹介した通り。

オーエックスエンジニアリングBuccho

そんなPECO Buccho。オススメです!

2016ハンドメイドバイシクル展1日目

2016年1月23日

2016ハンドメイドバイシクル展の1日目がスタートしました。

ハンドメイドバイシクル展2016

TVの天気予報で「何十年に一度の寒波」「大雪が降る可能性」とか散々言われていたので、まったくお客様が来ないと思っていましたが、蓋を開けたら意外と来場者がたくさん?

ハンドメイドバイシクル展2016

 

岡安製作所のブースは入り口から近くで、昨年よりもたくさんの人が見て話しかけてくれました。

ハンドメイドバイシクル展2016

岡安さんは、去年製作したディスクロード(手前の赤いフレーム)と、岡安さんが35年前に吉田自転車(初期のワイズロード)に勤めていた際に製作した青のANTARES(アンタレス)のランドナーの2台を持ち込んでいました。この対比がなかなか面白い展示になっていましたね。

 

一方TUBAGRAは、と言いますと、croMOZU275 1stの完成車と、最新のcroMOZU275 2ndのフレーム、そしてYAMADORIフレームの3点を展示しました。

ハンドメイドバイシクル展2016

今回のハンドメイドバイシクル展ではMTBの展示は他に数点しかなかったようで、croMOZU275に興味を持っていただいた方とたくさんお話しをすることができました。開場してからほとんど休むことなく誰かと話し続けていたくらいに。(おかげで他の出展ブースを全然チェックすることができなかったです…)

さらに、croMOZU275は試乗回数も非常に多く、30分に1回ペースで建物外の試乗エリアで実際に乗り、多くの方がフロントアップ〜バニーホップにトライして、27.5インチ(650B)ホイールMTBとは思えないほど簡単にバニーホップできることにビックリしていました。身長が150cmほどの女性もピョンピョンバニーホップできたのは僕もビックリ!(笑)

 

10年近くMOZUに乗っているPiro君も娘さんと一緒に遊びに来てくれ、croMOZU275を試乗してくれました。

ハンドメイドバイシクル展2016

彼が所有している26インチのMOZUと違いを確かめるようにバニーホップをしていましたね。

 

そんな訳で、展示会のほぼ半分は試乗エリアにいたため、ブースに来ていただいたのに、ちゃんとお話ができなかった方がいましたら、本当に失礼しました。
自分は明日も朝から岡安製作所ブースにいますが、午前中は息子とセットのため(奥さんが用事のため急遽僕が育児担当になった)試乗はできないので、ガッツリcroMOZU275に乗ってみたい方はお昼すぎから来ていただけるとありがたいです。

明日もよろしくお願いします!!

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