TUBAGRA(ツバグラ)

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本日フレーム乗せ換え

2017年6月22日

明日の夜、埼玉県ふじみ野市にあるスポーツバイクショップ「スポーツバイクファクトリーふじみ野スズキ」で毎週開催されているMTBストリート練習会「サタジュク」に、久しぶりに参加しようと思います。

スポーツバイクファクトリーふじみ野スズキのサタジュクに参加してきました YAMATO君のバニーホップ180

akaMOZUバイクがたくさんある!ので、それらのレポートもバッチリしてきます!!よろしくお願いします!!

 

 

あとですね、自分のcroMOZU275は今晩、長年お世話になっている世田谷の「小川輪業」に持ち込んでフレームの乗せ換えを行っていただく予定です。

croMOZU275 4th
croMOZU275 4th
croMOZU275 4th

完成までに数日かかるので、もう1つの愛車 SHAKA24 に乗ってグラインドしまくりながら待ちたいと思います。

 

 

フランスで開催された「Crankworx Les Gets」での、優勝したBrett Rheederのウイニングランの動画をどうぞ。

 

 

今朝は、上にも書いたフレーム乗せ換え予定のcroMOZU275 3rd TESTでの最後の朝活BIKE&FISHとなりました。思えば、数々の河原でのチャレンジを支えてくれたフレームでしたね。

ところが河原は強い風が吹き荒れていて、バイクは全然進まないし、バニーホップしては空中で流されて酷い有り様で、感傷に浸る余裕はゼロ。

とりあえず、第三京浜高架下の段差をバニーホップドロップすることにしました。今日の釣りのスポットから近いですし。

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 段差ドロップ斜め刺しバニーホップ

自分は斜め刺しバニーホップをすると舌が出る悪い癖があって、最近は意識して口を閉じて直すように努力していました。

が、今朝は強い横風が吹いて空中で流されまくって危険な着地を繰り返し、恐怖心から全然深く刺せません。

最終的に気合い一発で刺せたものの、余裕ゼロで酷い舌出しバニーホップに。

うわー、格好悪い〜!!!!(泣)

 

気を取り直してFISH(釣り)をします。

川岸に降りる際、ソールパターンが磨り減って殆どフラットソールと化したSanukのサーフスニーカーが濡れた斜面でスリップし、MTBに絡まったまま上から下まで滑落。全身どろまみれの足は何箇所も切って血だらけに。最近じゃMTBでもこんな派手な転けしたことなかったのになぁ…(泣)

昨日の雨の影響で多摩川は水位も増して濁流状態。一見、とてつもない悪条件のように見えますが、むしろこんな状況の方が魚が一箇所に集中していて、効率よく釣りができるのです。

朝活BIKE&FISHで釣れたスモールマウスバス

第1投目で写真のサイズのスモールマウスバスがヒットし、続いて3投目でも同サイズがヒット!!これは嬉しい☆

 

わずか5分経たずして、自分的に満足して帰ることにしました。

あまり欲張って数を釣っちゃうと場が荒れてしまいますし、長くこのフィールドで楽しみたければ、これくらいがちょうど良かったり。

 

それにしても、今履いているSanukのスニーカーはソールが限界だな。新しくMTBで使えるシューズを買おう。

近日中に新しいcroMOZU275にフレームを乗せ換えます

2017年6月21日

自分が今もっとも乗る頻度の高い愛車、croMOZU275ですが、近日中に製品版のフレームに乗せ換える予定です。

croMOZU275 4th

現在、販売されているcroMOZU275は自分が今まで乗っていた「croMOZU275 3rd TEST」を元にジオメトリの最適化を図っており、バニーホップや回転系トリックがさらにやりやすくなっています。

正直一般的な26インチのストリート用ハードテイルバイクよりもそれらがやりやすい上に、27.5インチホイールの走破性と相まって、もはや反則レベルの快適な操作性にまで達しています。

※ただし、27.5インチは物理的に大きくて360やインバート、バースピンなどの突き詰めたトリックは苦手で、そこは26、もしくは24インチバイクの方が断然やりやすいです。

 

橋野 piro 君のcroMOZU275バイク

先日紹介した古くからのMOZUライダーである橋野(piro)君の最近組んだcroMOZU275が良い例で、自分のcroMOZU275 3rd TESTがモッサリ感じるくらい全てのトリックのやりやすさがグレードアップ。

 

フレームを乗せ換えたら今までストレートバニーホップでしか攻められなかった地形をバニーホップ180でバンバン攻める予定。今から楽しみで仕方ありません。

 

乗せ換えにあたり、現在乗っているcroMOZU275 3rd TESTを売りに出したいと思います。価格は8万円です。もちろん、多少の錆や傷はありますが、正直まだまだ何年も乗り込めるレベル。リアハブは142mm/12mm規格ですので、大抵の27.5ハードテイルならパーツ移植は行えます。クランクは幅83mmのZEEなどに変更する必要はあります。

ご興味ある方はお問い合わせよりご連絡ください。

 

ちなみに製品版のcroMOZU275も1本即納できる状態にあります。こちらもお急ぎください。

 

 

雨が降る中、朝4時台の朝活BIKE&FISH。さすがにこの雨の中、飛んだりする気力は無くて釣りのみ。

朝活BIKE&FISHで釣れた60cmのコイ

すると釣り始めてすぐに60cmのコイがヒット。

自分は過去に70〜80cmのコイを釣ってきましたけど、ハッキリ言って60cmくらいのサイズのコイが一番引きが強い上にスタミナがありますね。

自分の使用する釣り道具は2pcのバスロッド、ライン(糸)が2号、ハリス(釣り針を結ぶ糸)1.5号という組み合わせの正真正銘ライトタックルなので、この大きさのコイを糸を切られないように釣ろうとすると、余裕で30分はかかるのでした。

何とか無事に釣り上げたら身体中がグッタリです。針を外して写真を撮ったらすぐにリリース。早朝から非常に充実していました。コイ君ありがとう!!

東京都稲城市のスマイルバイクパーク新料金を発表!

2017年6月20日

今年の4月23日、東京都稲城市にOPENしたMTBパーク「スマイルバイクパーク(通称:SBP)」の利用料が7月1日より変更になります。何と、割安で嬉しい「大人3時間料金」が新設定です。

東京都稲城市のMTBパーク スマイルバイクパークの新料金表

スケジュールの都合で(自分の場合は育児など)ほんのちょっと乗りたい時や、体力的な問題があるので(スラロームコースは数時間集中して走ったらヘトヘトになる)、この3時間料金の設定は本当に助かります!

ふじてんや富士見パノラマに行くには時間が足りない…というMTBライダー達の欲求を相当満たしてくれそうですし、MTB初心者がダートコースデビューするには敷居がかなり低くなっています。

そして土日も育児がある自分には、これでスマイルバイクパークにメチャ行きやすくなりましたね。

 

東京都稲城市にOPENしたMTBパーク「スマイルバイクパーク」の初心者コースでバニーホップ

コンパクトなコース設定だけど、遊び方次第でとても濃い時間を過ごせるスマイルバイクパーク。

いやー、近場にMTBで遊べる場所が増えて楽しいな!!

 

スマイルバイクパーク

住所:〒206-0822 東京都稲城市坂浜734
電話:070-4474-4472
営業時間:8:30〜17:00
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・スマイルバイクパークの過去の紹介記事

 

 

今日の朝活BIKE&FISH。明日からしばらく雨っぽいのでたっぷり楽しんできました。

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 土手斜め刺しバニーホップドロップ

恒例の土手バニーホップドロップですが、そろそろ自分のcroMOZU275が新しくなって、さらに回転系トリックがやりやすくなる予定のため、次はここをバニーホップ180ドロップで決めないと!なんて思っています。

まぁ、かなーり高い確立で後ろに吹っ飛び後頭部強打をメイクしそうで怖いのですが…(汗)

 

そしてFISH(釣り)。思いのほかMTBでの飛んだり回ったりを楽しんでしまったため、釣りの時間が20分しかないー(泣)なんて嘆いていたものの…

朝活BIKE&FISHで釣れたスモールマウスバス

立て続けに3匹のスモールマウスバスが釣れて大満足!!

サイズは20cm前後でしたけど、スモールマウスバスのファイトはサイズの割に十分激しいので問題ありません。

朝活BIKE&FISHで釣れたスモールマウスバス 52w-newspaper プリントTシャツを着て

サポートいただいている「52w-newspaper」のTシャツもバッチリ着ています。(MTB乗りまくった後でたっぷり汗かいた汚い顔ですみません…)

 

 

そういえば、「52w-newspaper」はスタートして3週間経ちました。

52w-newspaper プリントTシャツ

毎週1デザインを公開していくスタイルなので、現在3つのデザインが公開・販売されています。

ちょっと変わった大人のTシャツを着たい方は「52w-newspaper」をぜひ。

内装式変速ユニット「PINION」が組み込まれた29erプラスのチタンバイク

2017年6月19日

先日、国内でMOZUフレームを作ってくれている岡安製作所にお邪魔したところ、とても面白いマウンテンバイクがありました。

内装式変速ユニット「PINION」が組み込まれた29erプラスのチタンバイク

PINION」というドイツ製の内装式変速ユニットが組み込まれ、29インチプラスサイズのホイールのタイヤを履いた大迫力のチタンフレーム製のマウンテンバイク「29erPLUS-Ti(仮名称)」です。

 

普通のMTBとどう違うの?という点で分かりやすいのがこの写真。

内装式変速ユニット「PINION」が組み込まれた29erプラスのチタンバイク

BB部分が丸々内装変速ユニットになっていて、シートチューブとダウンチューブが面白い付き方をしています。そしてリアハブはシングルギア。さらにベルトドライブを採用し、見た目のスペシャル感は尋常じゃないレベルになっていますね。

 

これは「PINION」の国内代理店である「Dos Ruedas(ドス ルエダス = スペイン語で「2輪車」という意味)」が「PINION」にマッチするフレームをチタンで試作したオリジナルになります。この仕様(29er+)で製作〜販売するかは未定とのことで、この件について相談するため岡安製作所に持ち込まれていたのでした。

 

フレーム:
PINION専用のオリジナル チタン製
29erプラスタイヤ(3.5“まで対応)又は27.5プラスタイヤ
ベルトドライブ装着できるようにシートステイ分割可能
ドロッパーシートポスト用ステルス穴付
ワイヤー外送式
ステム 44mm / 56mm 110mm
リアエンド 148mm スルーアクスル スライド式
キャスター 69°
シートポスト角 73.5°
チェーンステイ長 460mm

ピニオン:
P-LINE P1.12 12速
グリップシフト
ギアレシオ 600%

販売価格は未定

 

 

内装変速ユニットが重たいのでは?なんて思いますが、内装変速式のリアハブと比較して、重量部がバイクのセンター部分に収まることで、思ったよりも運動性能を犠牲にしていないのが大きなメリットとのこと。

内装式変速ユニット「PINION」が組み込まれた29erプラスのチタンバイク

実際、チタンフレームということも相まって、このバイクを持ち上げてみると意外なほど軽くて驚きます。

そして、短時間に舗装路でのみ試乗しただけなので明確ではないのですが、チューブレスの低圧ボヨンボヨンなブロックタイヤを履いていることもあり、まるでフルサスバイクに乗っているかのようなマイルドさがありました。

内装式変速ユニット「PINION」が組み込まれた29erプラスのチタンバイク

近い将来、どのようなカタチで国内市場に内装式変速ユニット「PINION」と、それに対応するフレームが登場するか非常に興味があります!

実際に販売する際はフレーム+ピニオンのセット販売になるとのこと。

 

内装式変速ユニット「PINION」やそれに対応するフレームの販売については、国内代理店「Dos Ruedas(ドス ルエダス)」にお問い合わせください。

 

 

日曜日の早朝は朝活BIKE。昨日公開したTERRENE CHUNKの動画素材の撮影で、凍結バンクで少しばかりバニーホップしました。

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 斜面で斜め刺しバニーホップ

動画撮影の合間に少し写真の方も撮ったものの、上手く飛行放物線の頂点で撮れず。まー、今回はコレが目的じゃないからいいや。

 

続いて、家に帰って少し寝てから家族で城南島海浜公園に行き、自分はSHAKA24に乗ってスケートパークでグラインド練習。奥さんと息子は公園内をサイクリングでした。

城南島海浜公園スケートパークでSHAKA24

パーク内はキッズスケートボーダー達で激混み。今日はお昼過ぎにここでキッズスケートボード講習会があるとのことで、これは仕方がないですね。30分ちょっと乗って早々に撤収しました。

 

その後、息子や奥さんと合流し園内をサイクリング。

城南島海浜公園でランバイクCOMMENCAL RAMONES 12に乗る叶大と小鉄に乗る奥さん

普通に奥さんの自転車に付いてくるランバイクの息子。

城南島海浜公園でランバイクCOMMENCAL RAMONES 12に乗る叶大と小鉄に乗る奥さん

徐々にペダル付きのキッズバイク購入の決意が固まっていくのでした。

COMMENCAL RAMONES 14

COMMENCAL RAMONES 14です。今乗っているランバイクの1つ上のバージョンですね。さて、問題はいつ買うかだな!

 

この後、15分後に土砂降りの雨が降り、自分たちはちょうどクルマに乗り込んだところなのでギリギリ濡れず。ラッキーでした。

講習会の大勢のキッズスケートボーダー達、ズブ濡れになって可哀想だったなぁ。

新進オフロードタイヤブランド「TERRENE」のCHUNK 27.5 × 2.3 LIGHTを使ってみて

2017年6月18日

TERRENE Chunk 27.5×2.3 ライト

TERRENE(テレネ)という新しいタイヤブランドの「CHUNK 27.5×2.3 LIGHT」をモニターでご提供いただき、TUBAGRAの27.5インチホイール対応バイク croMOZU275に装着してほぼ毎日近所の河原やダートコースで飛んだり回ったりして3週間ほど経過しました。

 

MOZUヘッドバッジとX-FUSION STREAT RL2 TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TEST

 

「いわゆるMTBらしい里山トレイルや常設コースでの使用レポートは他の方がたっぷりしてくれるだろう」

という他人任せな考えで恐縮ですが、自分は異端なのは覚悟の上で、あえてアクション用途・プレイ(遊び)用途としてこのタイヤはアリなのか?という視点で使用レポートをしてみようと思います。

 

そんな訳でレポートスタートです… が、色々述べる前に、TERRENE CHUNKの基本スペックをここに記載しておきましょう。

 

TERRENE Chunk

「TERRENE CHUNK」
ラインナップ:
・27.5×2.3 LIGHT ・27.5×2.3 TOUGH
・27.5×3.0
・29×2.3 LIGHT ・29×2.3 TOUGH
(※LIGHTは一般的なダート向け、TOUGHはゴツゴツなロックセクションにも対応)

チューブレスレディ(チューブレスでもチューブありでも使える)
リム幅:2.3は19~30㎜、3.0は30~50㎜

重量:
27.5×2.3のLIGHTは830g、TOUGHは960g
27.5×3.0は940g
29×2.3のLIGHTは880g、TOUGHは1,060g

ビード:ケブラー(アラミド)
コンパウンド:62a/51a(センターノブ、サイドノブともに柔らかめ)

価格:27.5×2.3と29×2.3は6,970円、27.5×3.0は7,970円

 

この中で自分は27.5インチ、太さ2.3、LIGHTを選択し、チューブありで使っています。空気圧は2bar 29psiに設定。

 

タイヤのルックス、バイクに装着してのイメージ

TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TEST

「いきなり見た目かよ!」なんて思わないでください。見た目は重要です。バイクに装着して格好良さが増せばそれだけでテンション高まりますし。

タイヤ幅は以前装着していたMAXXIS ARDENT 27.5☓2.25が55mmで、TERRENE CHUNK 27.5 × 2.3は58mmです。TERRENE CHUNKが3mm太いのは、サイドブロックが外側に出っ張っているからに他なりません。

ブロックが大きく凸凹感が強いので、装着するとタイヤが気持ち太く見えてバイクが格好良く見えます。

MOZUヘッドバッジとX-FUSION STREAT RL2 TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TEST

うん、やっぱりMTBはタイヤが太い方が「らしく」なって良いですね!

ただし、あまり太すぎるとどうしても重たくなり、飛んだり回ったりの用途には圧倒的に向かなくなるので、2.3あたりが上限と思っても良いかも…。(※croMOZU275に入るタイヤの太さは2.3が上限ということが今回分かりました)

 

 

タイヤのグラフィックについて

MOZUヘッドバッジとX-FUSION STREAT RL2 TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TEST

TERRENE CHUNKのグラフィックはだいぶ大人しめなので、場合によってはリムのグラフィックの印象の方が強くなるかも知れません。

このcroMOZU275はグラフィックが特徴的なFORMOSAのカーボンリム(これは前ロットのデザインで最新ロットは大人しめ)を装着しているため、完全にリムの印象の方が大きくなっています。

まぁ、タイヤとリム両方コテコテなグラフィックでうるさいイメージになるよりかは断然良いですね。

 

 

バニーホップをしてみて

TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TESTで斜め刺しバニーホップ

前に使っていたMAXXIS ARDENT 27.5☓2.25と比較して、タイヤが素直に柔らかく踏み切りの後の跳ね返りが多めに感じられ、気持ち良くバニーホップすることができます。(タイヤの凸凹感も空中にいると強調されて格好いいなぁ!)

反面、尖った物に強くヒットさせたり、空気圧低過ぎで乗ったらリム打ちしてパンクしやすい可能性も。

 

 

バニーホップ180(回転系トリック)をしてみて

croMOZU275 3rd TESTで携帯ジャンプランプで180をするサモ

そもそも27.5インチホイールのMTBで回転系トリックをすること自体、世界的に見て前代未聞というかレアケースな訳ですが(croMOZU275なら得意分野)、その分、タイヤの特性が見えてきます。

まず、タイヤのコンパウンドが柔らかめということから、本来滑りやすい草地でもグリップ性能が極端に高いため、空中で180度回って後ろ向きに着地してからの無理な姿勢でフェイキー(後ろ向きに進む)に入ったとしても持ちこたえることが何度もありました。

また、回転が足りずに着地するとタイヤが思い切りヨレます。TERRENE CHUNKは柔らかい分そのヨレっぷりが強烈で、それこそ、草地でこれをやった日にはリムとタイヤの間に草がたくさん挟まっている、という現象も頻繁に見ることができます。こういった点があるためアクション系用途ではタイヤをチューブレス化しづらい要因でもあったりするのですが。

 

 

草地でキツめのカービングをしてみて

MOZUヘッドバッジとX-FUSION STREAT RL2 TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 看板くぐりカービングターン

一般的なMTBタイヤで草地でそこそこスピード出してキツめのカービングをすると、ズリズリとタイヤが横に滑ってラインが膨らんだりするのですが(最悪スリップ転倒する)、TERRENE CHUNKだとしっかりサイドノブがグリップし、狙ったラインをキッチリトレースすることができます。

この安心感はかなりのもので、朝露で多少とも濡れた草地でもモリモリとペダリングしながらのカービングが可能です。

 

 

カッティーズをしてみて

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース カッティーズ

荷重移動とタイヤのグリップを意図的に失わせることでブレーキを使わずタイヤをドリフトさせるカービングテクニック「カッティーズ」も、TERRENE CHUNKなら気持ち良く決めることができます。

「タイヤが柔らかくてグリップ高いのに滑らせやすいって矛盾してない?」なんて正直自分も思いましたが、カッティーズのしやすさは他のMTBタイヤと殆ど変わりません。

むしろ、肝心なのは滑らせた後で、仮に滑らせ過ぎたとしても、グリップを失ってタイヤが完全に流れる前に「必ず」グリップが戻ってくれると分かっているので、安心して思い切りカッティーズを決められます。

 

 

ツリーライドをしてみて

MOZUヘッドバッジとX-FUSION STREAT RL2 TERRENE CHUNKを装着したcroMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース ツリーライド

ハイ、これも一般的なMTBならまずやらない行為ですね。とは言いつつも、ツリーライドをしたことでTERRENE CHUNKの特性が強烈に見えてきたのでした。

バニーホップして木を駆け上がる際、普通のタイヤなら少しでもセンターを外したらタイヤのグリップが失われ、大きくズレて失敗になるところが、TERRENE CHUNKはネチっとして木に張り付いてくれ、バックホップ〜着地フェイキーへと安定して導いてくれます。この安心感が凄い。

また、バニーホップして木に張り付く際の衝撃も、ゴツゴツしていなくてどこかマイルド。これは明らかにタイヤのコンパウンド=ゴム質が柔らかい、という特徴が効いていますね。

 

TERRENE CHUNKのコンパウンド値である「62a」を調べると「優れたトラクション特性を持ち、グリップと転がり抵抗という相反する2つの要素を高い次元で両立させている」ということが判明。センターノブに使用されていると思われます。

「51a」については、数値が低くなるほど柔らかくモチモチしてグリップ力が高まる、ということなので(その分、摩耗が早いが)、これはサイドノブに使用されていることで急角度のコーナリングも滑らないようにしてくれています。

 

 

高速でバームを曲がってみて

東京都稲城市にOPENしたMTBパーク「スマイルバイクパーク」の初心者コースでバームでコーナリング

最後に普通のMTBっぽいシチュエーションですみません。前述した各シチュエーションからTERRENE CHUNKのグリップの高さに確信を持てているため、結構速めのスピードでバイクを倒しこんでバームを曲がっても、スリップしそうな怖さが殆どないです。

なので、安心して里山トレイルや、DHの常設コースを攻めることができるかと思います。

 

何か、その… 改めて振り返ってみても、特殊なシチュエーションばかりのTERRENE CHUNKのまとめレポートとなってしまい、この文章を読んでいただいた方達の参考になったか凄まじく疑問なのですが、「MTBらしいとても面白いタイヤ」ということは間違いありません!

 

croMOZU275にTERRENE CHUNKを装着してからのライディングをまとめた動画を作ってみましたので、短いですからどうぞご覧ください。この動画で少しでもこのタイヤの楽しさが伝わるのなら光栄です。

 

 

Terrene Tires(テレネタイヤズ)
ライダー自身が起こした小さなタイヤメーカー。2016年に元サルサでブランドマネージャーを務めたティムさんが自転車乗りの仲間たちと作った会社です。

現在、ファット、マウンテン、グラベルとオフロードのみのラインナップ。レースではなく、自転車遊び、土遊びのためのタイヤです。

全てはライディングのために。

 

このタイヤのお問い合わせ、ご注文はオルタナティブ バイシクルズまでどうぞ。オルタナティブ バイシクルズの製品を扱う各ショップでもご購入いただけます。

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