撫で回し型バニーホップバースピンの効果的な練習方法
この頃ずーっと左手のマメの根本が深く裂けて痛く、相変わらず思い切ったバニーホップが封印状態にあるのと、昨夜に新横スケートパークで足首をひねってしまって微妙に痛いため、今日の朝練では、超簡単で身体に負荷の少ない、地面でやる効果的な「撫で回し型」のバニーホップバースピン練習をしました。
具体的にどんなことをするか?というと、バニーホップしてハンドルを180度回した状態で着地をするのです。
着地した直後がこの画像です。↓ KNS.loのヒロヤ君から教えてもらった方法です。
長い間をかけて習得した「投げ型」バースピンに慣れすぎた自分は、この練習じゃないとそのクセが抜けないと判断し、ここ最近、朝練メニューに入れて頻繁に行なっています。
この練習方法、確かに「撫で回し型」を覚えるのに最適に思えます。何より、いきなりバニーホップから「撫で回し型」バースピンをやろうとしても、まず怖くて全然できません。怖いし分からなすぎて殆ど回す動作ができないのです。
ただし、この方法だと、ちょっと思い切ればバニーホップから簡単にハンドルを回すことができます。さらに180度回した状態までは確実にハンドルを手で支えることができるので、確かに有効に思えます。
それにしても、やってみると分かりますが、最初はこの練習方法すごく怖いですよ。たぶん、思い切りの強い人か、何らかのカタチでバースピンに慣れた人じゃないと、まずできないと思います。
そして、ハンドルを回して着地したら最初はすべからくバイクが倒れて転びます。なので恐怖倍増で、なかなかできなくなっちゃうんですね。
それでもしつこくトライしていると(最初はプロテクターで足を固め、転んでもダメージが小さい草地で行った)、ある程度バイクが倒れる方向が分かってきて落ち着いて対応できるようになるし、プロテクター無しで練習してもまず怪我はしなくなります。そして、やればやる程、躊躇なくひょいひょい回せるようになってくるんですね。(←今の自分はここ)
この段階で、自分がこの練習で気をつけていること、分かったことを書きます。
・ビビって身体を後ろに引いたら駄目 ちゃんと上半身をハンドルに覆い被せ顔の下辺りで回す
身体を後ろに引いたらハンドルが遠くなってまず回せず、結果、着地でタイヤが中途半端な方向を向いて変な転けに繋がって危険です。思い切って顔の下辺りで回しましょう。その方が軽くスムースに回せます。
・着地した直後は絶対にペダルの上に足を置いておく
これまたビビって回して着地でペダルから足を外しちゃう人がいますが(最初は自分もそうだった…)そのまま覚えても、逃げ癖が付いてメイクとは程遠くなってしまいます。着地後にバイクが倒れるにしても、少しは粘って足はペダルに置いておきましょう。
・回した手と反対側の手は上の画像のように下げた位置に持っていく
1回転回せるようになった時のハンドルをキャッチする位置がここです。よほど意識しないと両手で回してハンドルを掴まない手はそのまま空を仰いじゃったりするので、そのクセがつくとハンドル空中キャッチが圧倒的に遠のきます。あと、手のカタチもこんなカタチで広げておくと、バースピンで怖いとされる怪我:突き指を防ぐことができるとか…
・サスフォークがすごく有効
何だかんだ180度回して着地すると回した手首に負担が来ますが(変なカタチで着地するため)、サスフォークだと衝撃はほぼゼロ。なので躊躇なくガンガン練習しまくれるので、サスフォークはかなり有効に思います。そういや、バースピンしまくる海外のMTBストリートライダーはサスフォーク率高いですよね。
実際、本格的にこの練習方法を始めて2週間程度ですが、上にも書いた通りプロテクター無しでも全然怪我しないし、落ち着いてハンドルを180度回して着地できるようになっています。何より特筆すべきは、この動作に慣れたことでハンドルを意識して180度以上(最近だと200度くらいですが)回せるようになってきていることです。もっと慣れたらさらに回せるようになるハズなので、徐々にハンドル1回転に繋げられたらな、と思います。
とまぁ、まだ「撫で回し型」バニーホップバースピンのメイクから程遠く、未完成の自分がこんな事書くのは場違いかと思いますが、比較的安全な練習の仕方としてこんな方法もあるんだよ、と頭の片隅にでも入れておいてもらえたら幸いです。